紅の着物に身を包み 彼岸花を摘み取った 親指の爪は紅く澄み 人差し指は碧かった そんな貴女の黒髪は 凍えるほどに美しく 妖美な面のその奥は 紅をひかれし唇は りんご飴に見えました そんな夢を見た夜は 遠い遠いお話で 狐のお面に隠された 素顔は分からぬままでした
彼氏が欲しいんじゃなくて誰かの彼女になりたい。