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エンドレス昔話

桃太郎は言いました。
「凶暴な鬼を倒してまいります」
おばあさんは言いました。
「どうか気をつけて、どうか帰ってきて」
おじいさんは言いました。
「皆を守ると思って、絶対に倒してこい」
お供のサルは言いました。
「桃太郎さん、僕は鬼の足を取って転ばせることができます」
お供の犬は言いました。
「桃太郎さん、僕は鬼にかみついて降参させることができます」
お供のキジは言いました。
「桃太郎さん、私は鬼をつついて泣かせることができます」
凶暴な鬼は言いました。
「やい、桃太郎。俺はおまえを倒すために乱暴してきた。さあ、覚悟しろ」


か弱い小鬼はいいました。
「お父さん、お父さん。僕が敵を取ってあげますからね。僕が桃太郎をおびき出すため、みんなに乱暴しますからね。さあ、桃太郎、覚悟しろ」


桃太郎は言いました。
「凶暴な鬼を………

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逃げ

逃げるのに必要な勇気
勇気を振り絞って逃げようとしても
だれかに邪魔される
やっとのことで、精一杯勇気を出しても
邪魔される
だから邪魔を追い払うために
何で逃げたいのか説明しないといけない
その勇気も必要になる
そして邪魔を追い払っても
世間の冷たい目に耐えないといけない
だから仲間を探す
その勇気も必要
わかるでしょ
この世が如何に逃げにくい世の中か。
何が尊い命だ。
そんなこと口先だけで言ってる醜い大人が、逃げにくい世の中を創るから
ほらまた、誰かが間違った逃げ方をした

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永遠の心の指輪

永遠にこの人の側で生きていく。という愛の証で
指輪という綺麗な宝石と豪華なアクセサリーに
身を包んだ幸せという指輪を指に着ける。
二人だけの永遠の証として支え合える様に
お互いがお互いを想っている事をその指輪を見れば
想い出せるように。ならば…その指輪を失くしたら
お互いの絆も消えるのか?相手に対する愛の誓いは
消えるのか?自分は、お互いに信じあえる。
そしてそこには絶対の絆が存在する目には見えない
心のリングが欲しい。