神様が、「この世界は平等だ!」なんてい言い始めたら、僕は殺されるんだろうなぁ
まあだからって今から何かするわけでもないんだけど
面倒臭いし
肩を控えめにトントンっと叩く人差し指。
もう「授業中なのに何?」、なんて思わない。
面倒くさそうに後ろに手を伸ばす、
1枚の薄っぺらい紙が指に触れて、
2人の秘密のやり取りに胸を踊らせる
淡い思い出、叶わなかった恋。
これから持つ生徒達にもそんな思い出が出来たりするのかななんて考えながら、私は塾の講師になる。
「もっと一緒にいたいな」
でももう6時16分
時計がずれていて
まだ4時とかだったらいいのに
神様がいたずらをして
時間が止まったらいいのに
でももう時間
あなたは
「終わりがあるから楽しいんだよ」
と言うけど
私にはこんな正論聞けたものじゃない
そんなこんなしているうちに
6時30分になった
気付いたら
涙が溢れてきた
明日あなたにまた会えるのに
あなたに心配かけるのに
涙が止まらない
私は頑張って笑顔をつくり
「バイバイ」
とあなたに言った
努力は報われる
これは果たしてそうだろうか
私は違うと思う
でも努力は必ず自分の力になる
もし失敗したとしても
努力をする力がつく
もし成功したら
自信がつく
だから私は努力を続ける
どれだけの有名人でもどれだけの大富豪でも
青空の下。その下を歩けば。皆同じただの人間
全ては。妄想のせい 誰もが同じ皆平等
一つの使命の為。十字を背負い命を燃やし
炎の中歩く。使命の為。体力を使い気力を使い
それら全て失くしたら命を燃やす。使命の為
明日は要らない
自分の好きなことさえ忘れていた
「この学校に入った人はこうなるべきだ」って決めつけて
「好きだから」入ったのに無かったことにしていた
「好き」が無くてもいい企業に入れたら幸せなのか
大切にしようと思っていたものは必要無かったのか