人は闇を抱えて生きている 淋しくて淋しくて
辛くて痛くて そんな日々だから心が欠けていく
だから人に愛を求めてる 安心を求めてる
愛されたくて愛して欲しくて でも叶わないから
分かってくれないから 性に身を委ねる
その間だけは苦しみを忘れられるから
その壊れた心を合わない欠片で埋め合わす
それがたとえ偽りの愛だとしても…。
「じゃあね」
そういえばすらりさよならできるはずだったんだ。
だけど
無理だった。
ずっと一緒だった君と
別れるなんて
無理だった。
心の中でずっと君と遊んでる。
心の中の大親友と。
「またいつか」
それもいつか、終わってしまうことは
自分が一番知っているのにね。
ソファーには君だけのぬいぐるみ
ベッドにはささやかな香り付け
約束にわくわくしながら
パーティを明日に迎えてる
名もなき世界の終わりのパーティ
はしゃぎすぎたぼくらの時代よ
君といられて不思議と楽しく
きっと僕らは泡沫
テーブルにビターチョコレート
バスタブにいっぱいの林檎の実
隠してることは終わりまで
隠し持ってて構わない
名もなき僕らの世界の終わり
はしゃぎすぎた時代の幕引き
君といられた時間は短く
きっと僕らはふざけてた
カトラリー並べた世界の終わり
厳かなんて今日は忘れて
君と僕とで天使を殺す
黙れよ世界は終わるのだ