表示件数
0

心の欠片

人は闇を抱えて生きている 淋しくて淋しくて
辛くて痛くて そんな日々だから心が欠けていく 
だから人に愛を求めてる 安心を求めてる  
愛されたくて愛して欲しくて でも叶わないから
分かってくれないから 性に身を委ねる
その間だけは苦しみを忘れられるから
その壊れた心を合わない欠片で埋め合わす
それがたとえ偽りの愛だとしても…。

0

親友

「じゃあね」
そういえばすらりさよならできるはずだったんだ。
だけど
無理だった。
ずっと一緒だった君と
別れるなんて
無理だった。
心の中でずっと君と遊んでる。
心の中の大親友と。


「またいつか」
それもいつか、終わってしまうことは
自分が一番知っているのにね。

0

namonaki

ソファーには君だけのぬいぐるみ
ベッドにはささやかな香り付け

約束にわくわくしながら
パーティを明日に迎えてる

名もなき世界の終わりのパーティ
はしゃぎすぎたぼくらの時代よ
君といられて不思議と楽しく
きっと僕らは泡沫

テーブルにビターチョコレート
バスタブにいっぱいの林檎の実

隠してることは終わりまで
隠し持ってて構わない

名もなき僕らの世界の終わり
はしゃぎすぎた時代の幕引き
君といられた時間は短く
きっと僕らはふざけてた

カトラリー並べた世界の終わり
厳かなんて今日は忘れて
君と僕とで天使を殺す
黙れよ世界は終わるのだ

0

世界 美学

世界は



醜くて 歪で オゾマシイ




それ故に 世界は 美しい

0

 

木の葉は鍵盤となり雨粒を弾いていた。

イヤホンを外して、

ああ、

窓を拭いておけばよかった。

0

五月雨

雨が止んだら君に会いに行くと決めた。

0

 

正解や正しさなんて1つになる日はない
今を乗り越えると未来が聞こえてくる
不安な気持ちが限界を迎えても、
弱音が溢れてきても、

明日へ走る鼓動は止まったりなんかしないさ