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さよおなら

余韻を愉しめるほど大人じゃない
寂しいと言えるほど素直でもない
おやすみなさいと呆気ない
欲しい言葉はそれじゃない
別れのタイミングの攻防戦
面倒くさいったらありゃしない

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振り回される世界。
僕が産まれたわけは 立派な華を咲かせるため。

一つだけ嫌いになったら
底なし沼にハマったように
“嫌い”の連鎖が続いてく。
誰もがそうだろうと思えない僕がいて
少し虚しくなるけれど。
誰でもいい。
誰かに気づいてほしかった。
僕の本当の気持ちを。
例えば君だけでも
『無理して笑わなくていい』って言ってくれたら
少しでも楽になるのにな。

僕が産まれたわけは立派な華を咲かせるため。
いろんな種をまいて 芽を出していく。
黒い華に赤い華  黄色い華に青い華。
たくさんの種をまき
たくさんの華を咲かせていく。

だけど
綺麗な華だけを見ないで。
枯れた華にあなたの目を。
水をあげれば  立派な華になれるのだから。

大丈夫。心配ないよ。
君の心に宿った華を
僕たちが育ててあげよう。
自分で華が咲かせるようになるまで。
僕が君にたくさんの愛をあげよう。
大丈夫。心配ないよ。
一度枯れてしまった華でも
水をあげれば綺麗に輝くのだから。

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千里の道

「千里の道も一歩から」
そんなことわざがある
君への千里の道も一歩から
でも、その一歩がみつからない
どう一歩を踏み出したらいいのか
その道はだれもしらない未知の道
光がない暗闇のなかの道
どんな一歩にすればいいのだろう
その一歩がその後に影響するのだから

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異物混入

刺さるような陽射しと
不気味なくらいに青い空

君はあまりにも夏が似合わない。

色白で、綺麗で、
この世のものにはみえないな

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ゆめくらげたちの物語      ~第1章 地球の呼吸~

海は揺れます ドクン ドクン
岩のまわりを囲むよに 
二枚貝と ドクン ドクン

微かに混じるたくさんの音
ドクドク ゴロゴロ サラサラ ジャブン
それらがすべて合わさると 
まるでヒトツになったよう
世界の海が連鎖して 海全体に光がとどく
水はすべて 染められます
二枚貝の 『あお』色に

大きな呼吸 海の呼吸
世界を支える 海の呼吸
あわせて開く 二枚貝
生まれてきます ゆめくらげ

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☺︎☺︎

すき。
キライ。。

やっぱりすき。
でもキライ。。


無理だよ。
すきになってしまったんだから。
すぐにキライになるなんて不可能です。


これからもすきでいさせていただきます。

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夕日が山の向こうへと
名残惜しげに去っていく

むらさきいろと、ももいろの
あの柔らかい空に見送られて

私も夕日と別れを告げる
また明日、会おうね

ふと後ろを振り返れば
待ってたんだよ

昨日別れを告げた暗闇が
そうっと私を包み込む

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ともだちごっこ

ともだちごっこを
繰り返して
繰り返して
繰り返して
繰り返して
繰り返して

いつのまにか
ほんとの友達になってた。

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大言壮語並べては
「まあ、期待してないよ」繰り返すだけのbot,
頭悪いね
頭痛いね
ねえ、なんでなんで私が
狂ってるの、私の見てる世界が?
花咲いてんなら一生ここから見させてよ
君たちに同調ばっかしてらんないの
分かってよ
天網恢恢観てる君たちは地縛霊なんてわけないでしょ?

安寧を、断絶とともに
僕はもう箱庭のなんかになっても
拒絶されようとも僕には見えてないから
編集しよう、あなた方の考えなしの文句は焚書ってことで
それではバイバイ、正義たち

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失恋記念日

今日は君と僕の恋の一周忌
僕は1年経ってもまだ君が気にかかる
諦めたつもりでも君に会えるのを待ってたり
君の顔やその声を思い出したりしちゃうよ
君は僕のことは忘れましたか
もう大丈夫だからね
幸せになっていいからね

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想像

頭の中はぐるぐるりん
風が紙を舞いあげて
カーテンは激しく揺れて
机はぐちゃぐちゃ
教壇の上にある花瓶は
床に落ちてドンガラガッシャーンバラバラに
空は薄暗く まるで早朝のような天気
頭抱えて うわあーーーーーーーーー
ーーーーーーーーって叫んで
泣いて泣いて泣き叫ぶ