驚異的だ
瞬く間に広がり
知らぬ者を探す方が難しい
そういう世界を作り上げる
それが噂
他人は信憑性では計らない
いかに面白く熱量を傾けられるか
それが全てだ
表に広がるものは常にモノクロで愚かだ
そして裏には悲しく鈍く光る事実が埋もれている
せっかく君と付き合うことができたのに
あの人工的な甘いラムネも
あのハズレばっかりのくじ引きも
あの綺麗な空に咲く花火も
一緒に見ることが出来ないなんて
そんなのやだなぁ。
君のいない世界なんてないと思ってた
今でもずっと信じてるさ
君が見えないのはいないからじゃなくて
涙でぼやけて見えないだけ
君が消えた世界は暗いんだ
今ではもう慣れたけど
なぜだか不安で仕方なく震えた声で
愛を願っているんだ
好き、嫌い
好きな人に、
好きって言われると
信じられないのに
嫌いって言われると
簡単に信じちゃうんだろう
嫌いって言葉の方が
強い
好きって言葉は
なんだか弱い
いつか、逆になるといいな
好きって言葉を強く信じられるように