あなたはどんどん輝いていく
私はどんどん腐っていく
2人はどんどん離れていく
そしてきっといつかは
近づくことすらできなくなる
今あなたは楽しい
今私は苦しい
もうどれだけ上を向いても
あなたが見えない
またそうやって自分から
闇の奥底へ進んで行く
もう2度と
戻れなくなるかもしれないのに
あなたに会いたい
あなたの声が聞きたい
あなたの笑顔を直接見たい
あなたに心配されたい
あなたの話が聞きたい
あなたの真ん中に
私がいたい
鼻の奥がつんとして
目は焼けるほど熱かった
「君が隣にいたら」
「手を握ってくれたら」
「優しく笑ってくれたら」
「一緒に泣いてくれたら」
この涙は止まったのだろうか
芯まで焼けた目玉焼きとフライパンの端に寄せたドライカレーとラップで包んだ玄米ご飯
平日の、パジャマの私だけの数時間