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晦冥

あなたはどんどん輝いていく
私はどんどん腐っていく
2人はどんどん離れていく
そしてきっといつかは
近づくことすらできなくなる

今あなたは楽しい
今私は苦しい
もうどれだけ上を向いても
あなたが見えない
またそうやって自分から
闇の奥底へ進んで行く
もう2度と
戻れなくなるかもしれないのに


あなたに会いたい
あなたの声が聞きたい
あなたの笑顔を直接見たい
あなたに心配されたい
あなたの話が聞きたい
あなたの真ん中に
私がいたい 

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勿忘草

鼻の奥がつんとして
目は焼けるほど熱かった

「君が隣にいたら」
「手を握ってくれたら」
「優しく笑ってくれたら」
「一緒に泣いてくれたら」

この涙は止まったのだろうか

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シルクサテン

生温い乳白色の空気
綺麗でいて濁っていて寂しかった
ひとり取り残された13時

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14の日のループ

芯まで焼けた目玉焼きとフライパンの端に寄せたドライカレーとラップで包んだ玄米ご飯
平日の、パジャマの私だけの数時間