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こころ

無言のお願いも
ちょっぴり紛れ込んだ皮肉も
必死の言い訳も
小さな正当化も

かわいいねって笑って許せる
こころの広い人になりたい

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意識

雨が降っててみんな寒そうで
風が強くて葉っぱは取れそうで
桜だってもう散ってしまった
意識しないと気づけなかった
見つけないと知れなかった

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ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

貴方が居れば、私は愛を知れる
貴方が笑えば、私は涙を流せる
生きる意味はまだ知らない
これまでの自分は流せない
それでも貴方が居てくれるのなら
私はまだまだ生きていたい

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14th. 詩集

<タイトル>
Lips,
mirrors,
fake smile.

<収録>
1. 月曜日の憂鬱
2. 口紅、手鏡、愛想笑い。
3. Strangers
4. キッチン・ドランカー
5. Behind Mask
6. 心は春休み
7. うす紅の招待状
8. Giri Choco
9. 誕生日おめでとう
10. 感傷旅行

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仮面

人のかぶってる仮面を引っぺがしたらどんな物が見えるんだろ?仮面の裏は土砂降りの雨?煮えたぎるマグマ?あるいはおどけた道化師?怪しい商売人?とってもとっても気になる。でも一番知りたいのは 自分の仮面の裏側 自分自身でも分からない、自分の素顔 それを知った時の衝撃 早く味わいたいな…

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〜二人の秘密〜長文なので時間がある時に読んで下さると嬉しいです!

今日は昨日から雨が降り続いている。
いつもの窓から見下ろしている中庭で、傘をさしながら雨を浴びる。

『なぁ、それ傘の意味あるか(笑)?』
「知らない人が来たらそれとなく傘をさして立っとく。」
『それ、逆に変な人じゃないか(笑)?』
「えっ?そう??…まぁ誰も来ないからいいの!」
『雨、好きか?』
「うん。好きよ!」
『ならば良いものを見せてやろう(笑)。』
先生はニコッと笑うと腕を振る。

「あっ!」
『私の魔法だ。ここの庭だけ空中で雨粒が止まるようになってる(笑)。』
私は上を見上げると、空中に停止した雨粒を触る。
「魔法で空中に浮いてるけど、水のままなんだね!」
『物質そのものは変わらないよ。ただの雨だ。』
私は雨粒の中を覗き込み言う。
「雨粒の中が凄くキレイ。緑とか建物の色とか粒の中に吸い込まれてるみたい(笑)。」
『人が通ればそこだけ水が無くなるぞ(笑)。』
その後、私達は少しの間遊んでいた。
すると、粒が木々からポタポタ落ちるように頭上に当たる。

『ほら、そろそろ魔法が切れるぞ。』
先生はそう言うと私の手を引き、屋根の下へ入る。
屋根の下にたどり着いた時、ちょうど魔法が切れたのか、さっきよりも土砂降りの雨が地面を叩きつけた。
「この魔法には有効期限?があるんだね?」
『雨は自然現象だからな。20%の力でしか魔法を使ってない。』
「お〜、先生は優等生だね(笑)。」
『そんなことないさ。魔法と自然は大事に使わないとな(笑)。』

私達は部屋に戻りながら雨の匂いを楽しんだ。

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青い蜂蜜

君の声に誘われて 冷たい春風に迷いこんだ
寒くて切なくてなぜか心地良い

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青い蜂蜜

君の作った晩ごはんを毎日食べたいな
オレンジ色の宇宙

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青い蜂蜜

現実は夢以上に素晴らしいものだった
だって夢の世界にも存在しない君が居るんだから

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青い蜂蜜

星の形はそれぞれ違うのに、みんな同じ形を描くんだ
そんな形の星はないのにな

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神様が与えた私たちへの罪 No.1

「あ?今何て言った?」
「だから、そこどけよって」
「お前いい加減にせーよ。俺は今ここにおるからどかんで。あっち通ったらええやんけ」
「いや、周りの迷惑って分かってないん?アホちゃうか」
「アホで何が悪いねん」
また、戦いが始まった。ヒロトとユウタが取っ組み合いになって、周りにいた生徒が先生を呼びに行く。お決まり事だ。
私はというと、本を読んでいる。これもお決まり事。
こんなやつら、無視しておけ。
それが私の考え。
すぐに、先生が止めに来た。ヒロトの方が顔を真っ赤にして教室から連れ去られていく。それに対してユウタは冷静だ。もう1人の先生が事情を聞いている。
「ねぇ、みっちゃん、またケンカだね。何であんな怒るのかな?素直にどけばいいのに」
「うん。でも、私たちには関係ないでしょ?ほっとこ」
コウは優しく声をかけてくれる。でも、照れくさいからいつも素っ気ない。本当はしっかり話したいけど。

5時間目を告げるチャイムがなった。
国語か。国語は好きだ。本が好きなのだから。

5時間目終わりを告げるチャイムがなった。
あと1時間。6時間目は総合。楽だ。

家に帰っても、お菓子を食べて、本を読む。ただそれだけだ。
あともう3ヶ月もしないで卒業。
中学生だ。