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糸と縄

細い、今にも切れそうな糸で繋がった関係    そんなものいらないよ すぐになくなる関係だ 太くて切れにくい縄で繋がった関係 これならまだ良い ただし、ガチガチに縛るのはやめておくれ 息が詰まりそうだ ちょうど良い繋がりは難しいね

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苦しみ背負ってどちらへ

悲しみは背負わず
そっと抱いて
過去の苦しみも
抱きしめていこう

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笑わない世界、笑えない世界 No.1

ここは笑わない世界…いや、笑えない世界です。
まずはこの世界のご説明をいたしします。少し長くなるかもしれません。少々お付き合いください。
その前に、自己紹介をしておきましょうか。
ワタクシは渡辺と申します。28歳です。趣味はギターを弾くことですかね。
まぁ、ワタクシのことは置いといて。
早速説明に入ります。

先ほども言いましたがここは、笑えない世界です。笑うのが禁止の世界です。
それは昔、ある王がいました。
その王は、少し短気な人でした。
ある日、王が間違いをしたんです。それはすごく簡単なものだったのに、大きな間違い、失敗をしてしまったものですから、噂はすぐに行き渡りました。
そして、王はこの世界の笑い者になりました。
それに怒った王は近くの者を殺してしまいました。
そして言いました。
「これ以上俺のことを笑うとこんな風になるぞ」
と。
それから人々は、笑えなくなりました。
王のことで笑っていなくても、「王のことを笑っていた」と言う悪者がいるんです。それもあって、何でも笑えなくなりました。
王が亡くなった後も、「笑わない」という文化は受け継がれていきました。そして、その頃のことを誰も知らなくなって「歴史」になった今でもそれは受け継がれています。

お付き合いいただきありがとうございました。ざっと説明しましたが分かりましたかね?また、何か分からないことがありましたらご連絡ください。
では、ワタクシはこの辺で。

次回からはクルミという14歳の少女の話が始まります。
時々ワタクシが出てくるかもしれません。その時は…。
では、またいつか。

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無題

懐かしい記憶たち
ひとつずつひとつずつ
抱きしめていく。
ずっとずっと忘れないあの頃。
泣いた日も笑ったあの日も。
自分にとってかけがえのないもの。
後悔もちょっぴり甘酸っぱい恋模様も
そっとそっと包み込む。

これからも前に進むために。