“君は何でクラスではいつも無愛想なの?”
いつもの窓辺で読書をしていると、今日はアルだけが先に来た。
「アルには関係ないでしょ?先生は?」
私は本を読みながら答える。
“ときどきはこっち見ろよ。”
「私が他の生徒みたいに貴方をチヤホヤすると思ったの?」
開いていた本を閉じて、アルを見る。
“怒ってる?”
「えぇ。怒ってる。」
“何で?”
アルが隣にすわったので、私は隅っこにズレる。
「ここは、先生との秘密を共有してるとこなの。その先生をつれてこないでたった1人で来たのに私が怒らないっていう自信があったの?」
アルは少し驚いた顔をする。
“先生と一緒に来なかったことに怒ってるのか?”
「……うん。私はまだ貴方のこと100%信じきれてないから。」
“君には危害を加えない事を約束しよう。”
アルは指切りをしようとして小指を差し出す。
「あっ、先生来た。」
“えっ?”
アルは、小指を下げると後ろを向く。
「嘘。」
“意地悪しないでくれよ。”
「私に触れるなんてあと100年早いわ。もう少し秘密を知ってからじゃないとね(笑)。」
“じゃあ、心の準備ができたとき、君に秘密を1つ話すよ。”
「それが私の信頼度だから(笑)。貴方のこと、嫌いなわけじゃないから。」
私が笑うと、アルは降参だという顔をした。
“煽ったのは秘密を知るためか。”
「それもあるけど、普通に腹立った(笑)。」
私とアルが笑っていると、遅れて先生も合流した。
何を話していたのかと聞かれたが、私とアルの『二人の秘密』にした。
君がそんなに辛くなるのは
きっとすごくがんばってたんだね
君はほんとに偉いよ
君が無理してること私、分かってた
でもなんにもできなかった
それが君が望んでやってることだって
気付いてたから
でもしんどくなっちゃったんだね
分かるよ
私もだから
君が私に見せてくれてた顔は
ほんとに君だったのかな?
今考えるとよく分かんない
でもね、私
今でも
君のことが誰より大好きだったんだ
ランキング一位で正直びっくりしました(笑)
無理矢理感満載でしたがおもしろかったら続けたい思ってます!
でも結構書きやすかったかも(事実だったかr(殴
公開まとめで全部のせたのでもしよかったらみてくだされ(笑)
いいね・レスありがとうございました!
月の綺麗な夜に逢って
「月が綺麗ですね」って言ってみたい
お腹が痛いから
今日は無理だろうけど
明日の夜も、明後日の夜も、またどこかが痛むのね
「いつもありがとう」
『急にどうした?』
「言いたくなったから」
「あなたと出逢えてよかった」
『え、何?もう会えないの?(笑)』
「違うよ。(笑)ふと思ったから」
「ねえ、大好きだよ」
『熱でもある?』
「なんでそうなるの(笑)」
誰かが言った。「いつでも言える言葉はいつでも言えない」。だから、思いついたときに。別に記念日じゃなくたっていいでしょ。
捻れて解れて絡まっちゃった
僕の赤い糸
ぼろぼろでカッコ悪くて、
でも、君の後ろ姿を眺めてるだけは
もう、嫌だから、
今日だけ、今日だけは
神様、僕に勇気を下さい。
快晴 快晴 天気予報士が煽る
上手に焼けた目玉焼き
はしゃぐ声が夜勤明けに堪える
今日なにするって無言の笑顔
うーん寝てるって無言の笑顔
道徳を保って張りつめた日常
この瞬間がぼくを留めてる
花を飾るくらい心にゆとりを
明日からまた歯車に戻るけど
とりあえず今は、
きみが彩る生活をありがたく頬張るよ