「先生〜!!!!!!」
私はいつもの廊下を、走りながら窓辺に向かう。
『今日は元気だな(笑)?』
先生はそう言うと、窓から立ち上がる。
先生はこっちを向いて笑っていたので、そのまま突っ込んで抱きつく。
「だって久しぶりだよ〜??そうでもないけど(笑)。」
『そうだな〜、私も嬉しいよ(笑)。』
そんな雑談をしていると、アルが後ろから来た。
「おっ、3人揃った!!!」
“少し暇になったから(笑)。”
「良かったね、先生!!」
『うん(笑)。』
先生は恥ずかしそうに、でも嬉しそうに笑った。
「今日からは暇だから、いつも通りくらい来れたらいいな〜(笑)。受験生だけどさ(笑)。」
『そうだな、受験勉強に息詰ったらおいで。アルも、仕事に息詰ったらおいで。待ってるから。』
「先生もね?息詰ったら3人で話そ!」
“ほら立ち話しないで、座ろうよ、いつもみたいに!!!”
誰も来ない静かで淀んだ廊下のはずだったが、3人揃ったことによって、花が咲いたように明るい空間になった。
私達は、いつものように雑談を続けた。
大好きすぎるとき
人は誰でもそれ以上に寂しくなるんだよ
あなたのせいじゃないのに
わけわかんなくなって
自分を責めて
泣いてしまうんだ
あなたを憎んで
嫌おうとしても無理で
また泣いてしまう
前の僕みたいに。
私そろそろ
君のいない生活にも慣れてきたけれど
ふと見つける君の痕跡が
寂しくて
そう
悲しくないと思いたくなる
どうしてキミはそんなにも気分屋さんなのかな?
朝は言うこと聞かないし
雨の日はウネウネ踊ってる
ジャマなほど目にまとわりついてくる癖に
切りすぎると 頑なに伸びない
なんて扱いに困るヤツ。
気分屋さんなんだな。キミは。
子供の頃、ボクが思い描いてた神様は
思ってたより可愛い形で僕の前に顕現してくれたようです