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私はここ

私の前で

雨が跳ねている

蝉が歌っている

蛙が跳んでいる


私が瞬きをする間

ふと時が止まって

暫し静寂が訪れる


また時が動く


雨は跳ね

蝉は歌い

蛙は再び空を泳ぐ

確かに

私はここに生きている

2

詩的旱天慈雨

乾きに気づくには
潤いを知らなきゃいけない
でも知ってしまえば
潤いを求めてしまう

潤いは乾きを埋めてくれるけど
潤いは乾いて空いた穴をすり抜ける

この穴を埋めるのは
きっと自分じゃ無理だ…
だから僕はあなたに恋をした

旱天を受け入れて
慈悲の雨を待った

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ひとりを甘やかに

不意に口角が上がってるのは
独りでわかんない君を考えてるから。