私の前で 雨が跳ねている 蝉が歌っている 蛙が跳んでいる 私が瞬きをする間 ふと時が止まって 暫し静寂が訪れる また時が動く 雨は跳ね 蝉は歌い 蛙は再び空を泳ぐ 確かに 私はここに生きている
乾きに気づくには 潤いを知らなきゃいけない でも知ってしまえば 潤いを求めてしまう 潤いは乾きを埋めてくれるけど 潤いは乾いて空いた穴をすり抜ける この穴を埋めるのは きっと自分じゃ無理だ… だから僕はあなたに恋をした 旱天を受け入れて 慈悲の雨を待った
不意に口角が上がってるのは 独りでわかんない君を考えてるから。