月へ連れて行かれた貴方に
地上で貴方へのキスを送るの。
どれだけ離れていても
想いは消せない。
地上から戻ってこれない貴方へ
キスを届ける。
例え触れられなくても
貴方に思いが伝わるように
そっと月に口づけをする。
今日も重い目と目の間
それでも僕は、君を見つめる
今日は軽い目と目の間
それでも僕は、目を細めて君を見つめる
カラフルに覆われた君の目と目
居た堪れなくなって、目を逸らす
跡が残った目と目の間
僕は、押さえながら君を見つめる
3つ目を欲しがった君の目の目
僕は、2つでいいよと笑うけど
涙が覆った君の目と目
涙に嫌われた僕の目と目
君と僕は見つめ合ったって
いつも邪魔してくるアイツのせいで
この視線は絡まるばかり
君の目、僕の目、世界の目、社会の目
心の目、愛の縫い目
そんな泣き腫らした目で何を見るの?
似てない、似てない
それでも窓の向こうの君を撫でるよ
だから言えない、言えない
僕だけがあの季節に置いてかれて
時が、時が僕らを追い越した
だからいっせーのせーで
僕らも窓を勢いよく開けて世界へ
目を見張れ、意味なんて知らないけど
生き急げ、すぐに終わる陽炎
夢なき街が煌びやかに光る
偽物の君を捨てて
本物の君の肩を叩いて
明瞭な昨日を投げ捨てて
近づいても見えない明日を掴め
その曇った目で世界を睨め
月夜に二人。
窓辺に座って
あなたの姿が白く透き通って
輝いて見える
いつの間にか冷たくなった空気
風が優しく
私達の距離をなくす
「あったかいね」
確かにあなたに触れているのに
白く輝くあなたを見ると
夢みたいだ。
「黄色く光ってて、キレイだね」
ううん。
まっしろなあなたが、
キレイだね。
じかんがほしいなぁ
あい はーふ とぅー どぅー
あ ろっと おぶ ほーむわーく
まぁもうすぐテストじゃん?
あい はーふ とぅー
すたでぃー はーど
ふぉー いぐざんぷる
だけどさ、
ゆー せんと みー
あ めっせーじ
とぅー みにっつ あごー
てなわけで
あい きゃんと すたでぃー なう
もういいや。
LINEにせんねんしてあげる。
これだけじかんもテストのてんすうも、
きみにささげてるんだから。
ちょっとくらい、なんかよろしくです。
ダンベルは片手でも持てるのに
何も持たずにciderと心を繋げた
動いた右手は忘れないでいたい
手に入れた分身はこっそりなぞって
経験値増えてく度に表情筋鍛えて
花を飛ばしあってる思い込みをしたり
泣けるくらい平和な兵器は
もっと大人にならないと向き合えない