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ある日ある朝、空虚

青い青い空を見上げた
夏の凶暴さが消えた空の青
雲ひとつなくて
今日は月が綺麗だろうなって思ったんだ
空は広かった
対して僕は
小さい小さい
呑み込まれたかった
虚しくなった
心に穴があいている
穴を通して青が見える
空には何もないから「空っぽ」って書くんだろうな
空っぽの心は全く空に似ていない

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初めて

初めて、君と、バイバイ、のその先を共有した。

また14時にね、って。

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54文字の物語

お子様ランチを頬張る僕をコーヒーだけ飲んで待つ親父に申し訳ない思いをしていた。
今は、その、コーヒーが美味い。