もし雨が降ったら君は
傘を持っていない私に
傘を半分差し出してくれるかな。
こんな駄目な私にも
『君のことわかってるから』って
そう言って抱きしめてくれるかな。
君は優しいからきっと
傘を差し出してくれるよね。
君は温かい肌で
私を抱きしめてくれるよね。
君のことを考えると
涙がでるのはなんでだろうか。
君との幸せが
このままずっと永遠に
続けばいいなって思ってしまった。
永遠なんてないのに。
君への想いが
この世から消えてしまわないように
私が吐く酸素に
フーっと君への想いを込めて
空な彼方遠くへと飛ばした。
どうしてそんなに綺麗な言葉を紡げるの?
誰かに届けるわけでもなく
ここで吐き出す泡なのに
聞こえる声は遠いけど
私の元にも届いたの
返事を書いて届けたい
ハッピーエンドが来ないから
歴史は永遠に繰り返す
バッドエンドが繰り返されるから
今日も僕はこの人間の山の上に立ってる
『生きることに理由が要るなら
「生まれてきたから」
これで十分でしょう
いつか命は終わるのだから
終わらせることを頑張らなくていい』
あと何年
この焦がれた世界で
生き続けなければいけないのかなんて
わからない。
ただ
いつかは終わる人生のアルバム。
どうせいつかは終わるのだから
わざわざ自分の手で終わらせなくていい。
生きることの理由は単純だから。
君が生まれてきたことが
君の生きる理由になる。
たった一つの理由でいい。
この焦がれた世界で
僕は
君が生まれてきたから
生きることにしようと決めたんだ。
愛の無い世界で「恋」叫べば犯罪で
情の亡い世界で涙流せば弱虫で
そう僕は悪くなんかないでしょう
間違ってないでしょ?
僕がいなくても回り続けるこの星に
もう用はない。