頭を撫でてくる仕草が
まるで子供にするそれだから
特別を期待できなくて
泣きそうなのだけれど
やっぱり
堕ちた時のことを思い出して
笑顔にもなれてしまうのが
怖いもので、
貯金箱。昔のお札が一枚といくつかの小銭。
引き出し。少しばかりの雑貨と昔の文房具。
人生。数少ない記憶に残したい思い出。
考えてみたけれど一番中身がないのは自分の記憶。
中身が詰まっているであろう人々の思い出に反して。
僕はすっからかんの中を生きる。
雫がながれおちる夜
それはそれは寒い日
ヒーターのない部屋
両の掌摺り合わせて
ほんの少しの温もり
感じていたいから今
今会いたいから君に
これって痛いかな僕
もやもやなんて不要
は~っと吹きかけた
息と共に誤魔化して
『勝てば官軍負ければ賊軍』
『正義が勝つのではない。勝ったものが正義なのだ』
うるせえ! 勝った俺様が言うんだ。俺様が悪だ! 勝った側が悪で、正義が今、負けたんだ!
ザマア見やがれ!
出会ってくれて、ありがとう
産まれてきてくれて、ありがとう
きらきら素敵な言葉を
いつもいつも、ありがとう
何度言っても足りないけれど
これ以上の言葉が見つからないんだ
ごめんね、ありがとう。
月の中にはウサギがいる 小さい頃は信じてた
ある日気づいたんだ それは違うって。
本当は自分が居るって あんな風になりたくない自分がいるって
気づいてしまった
私には、推しがいる
その推しはどうやっても届かない、辿り着けない。。。
でもカッコいい!!
そんな夜
大舞台を遠くから見る僕
あの子はキラキラ輝いてる
その日限りの夢の世界
あの子は歌う、大きな声を出して
僕も声を出したいよ
でも今は出来なくて
いつか声を出して一緒に歌えたらな
その日を待ってるよ