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チョコレートな男の子

チョコレートはビターな方が香りがいいとよく言われる、でも僕は砂糖たっぷりの方がエゴのない優しさを感じるような気がする
バレンタインなんて縁のなかった僕はスーパーでチョコが安くなることにいつも喜んでいた、なのに今年はすごく甘ったるいチョコを頂けた
彼女のことは何となく知っていた、他人の心配のできる優しい人だ。先入観のせいかチョコの甘さがやけに優しく感じられた。
そして数日後、初めてホワイトデーを意識した

一応形は揃えた方がいいかな…
彼女と同じ手作りにしてみた、
同じくらい甘ったるい方が好きなのかな…
彼女と同じ砂糖たっぷりにしてみた

届くかな…この感謝、この想い、

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今、私はあこがれの舞台に立てる

緊張、喜び、恐怖、興奮
すべてを胸に最高の舞台に

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ダイス ~RN 何かが崩壊している者 様~

赤い爪の彼女が、6
「僕」の乾いた手で、3
赤い爪がダイスを踊らせて、6
負けないと力んだら、2
彼女は再び、6

「狙うんじゃないの」
『じゃあどうするんだよ』
「声を聞くの ほら 訊いて」
『何─』
《いち…よん…に…》
『まさか─』
「出来ないなんて、ほんとにやってから云いなさいよ」


赤い爪に踊るダイスが放たれる。
その目は1だった。
赤い目が照らされて、輝いている。

『え…?』
「216分の1が運の尽きってことね」

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スポットライト

美味しいものが食べたいだとか
君と何処か遠くへ行きたいだとか
増えていくばかりなのに
僕はただ減っていくばかりで

綺麗な景色を見に行きたいだとか
君と僕のいる写真を撮りたいだとか
恐らく僕には10本じゃ足りない
625本でようやく事足りる

僕には1つあるよ、なのに
君には1つもないかい
不良品のストップウォッチが
愛しくて、愛しくて

理不尽だろ、おい、なんか文句あんのかよ
足掻いたってお前ら笑ってるだけだろって
いつだってそんな顔するだけだろって

悟った気になんなって

神様のご機嫌取りならなんだってやるよ
それで貰えるもんならやってみるよ
でも、僕らには空が高過ぎた
でも、君には空が白過ぎた

半分こしましょ、半分こしましょ
僕の心臓きれいに4等分されてるじゃないか
だからそのうち2つを君に
愛されてたんだ、僕が君にその痕をつけるよ

悲しそうな目をして
なんなら少し涙を浮かべた目をして
みんな去っていく、サヨナラが聞こえないよ
そんな気遣いなら要らないよ

君に1つあったんだ
けど僕にそれは1つもなかったんだ
傷の一つもない重々しい掛け時計が
痛すぎて、痛すぎて

神様のご機嫌取りならなんだってするから
そんで上手くいくならそうするよ
でも、あの雲は僕には厚すぎて
でも、あの空は君には四角すぎて

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HAPPYEND

「悪役は最後まで舞台に立っていられない」
辛いだろうな 苦しいだろうな
悪役の方がハッピーエンドを望んでいるかもしれないのに

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晴れ時々曇り

楽し事があれば嫌な事もある。それは、生きていくのでしょうがない事。でも、晴れ時々曇りのほうが、案外楽しいものだ。このこときずかせてくれた先生や友達やこのラジ感謝している。話が変わりますが、先日卒業しました。社会先生の言葉を皆さんに送ります。「謙虚でいてください。皆さんには、必ず良い所があります。」これは、謙虚でいることで回りの良い所がいっぱい見つけられます。それを自分も真似し良い自分になってほしい。と言う先生の思いなのかなっと思いました。

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居る

そこに居る

笑っている

歩いている

踊っている


存在している。

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留める。

言葉を電子の海に流し放浪させて、誰の心にも残らないなら、せめて本のなかに留めなさい。

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普通って

好きなものを好きと言って
好きな人を好きと言って
何が悪いのだろう

人と違うから?
みんなと違うから?
普通じゃ、ないから?

……普通って何だろうね