どこの誰かは知ってるし、 もう出会ってはいるけれど、 あなたに唐突に贈りたくなった。 きっと私が本人から贈られて、 顔をぐしょぐしょにさせられたから、 なんだろうな。 そしてその時、 あなたが浮かんだ。 どうしようもない日々は続いて、 もがいて生きなきゃいけなくて。 それでもいつかこの日々を、 見えない蔦の絡む日々を、 超える未来が来ると信じて。 いつかその時がきたら、 笑顔で会いましょう。