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初めての手紙。

俺には好きな人がいる。
ある日あいつが、好きだって言ってる人が先輩の友達なのであいつに手伝ってもらって、
先輩と付き合う!そしてあいつは先輩と付き合えばいいのだ。なんていい作戦なのだろう自分で自画自賛はおかしいが、するしかなくないか?

『おーーい!買ってきたよ!先輩が好きな、西門のサクサクメロンパン、東門のしっとりメロンパンあとは
北門のサクッとサブレ、南門のしっとりサブレ!食べ比べ好きなんだって!』

『サンキュー!助かった!意外と大変なんだな。。。』

『行っておいで。。。』

息切れてるな、大変なんだな、、、はやく行かねえと‼︎

あれどうしたんだろう。。。ヒロの優しさに胸が締め付けられる。
私何かしたかなぁ。。。?風邪でも引いた?でもあいつを送らないと!
でもふられた先輩の彼女ってやっぱり、あの人なのかな?
ヒロが付き合ったとき私、どうなっちゃうんだろう。。。ヒロが好きなの?もうわからないよ。。。

私はヒロの様子をみることにした。

『あっ!先輩、先輩好きだって聞いたんでお裾分けです。どうぞ!』
『わ〜ありがとう!こんなにたくさん!よかったら一緒に食べない?屋上が空いてるはず。。。』
『ありがとうございます。お言葉にあまえます。』

ヒロは、一緒に着いて行った。私がいては邪魔だろう。帰ろう。私はそのまま立ち去った。
後で聞こうと思ったからだ。


ヒロから呼び出された。急になんなのだろう。付き合うことにしたのだろうか?
素直に伝えよう。この手紙に載せて。