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櫻夜造物茶会 Act 11

ナツィ達3人が建物の周りで待機し始めて暫く。
件の建物には動きがなかった。
ナツィとピスケスは近くの建物の上、露夏は近くの建物の陰でその時を待っている。
今回の作戦に参加する“学会”の関係者も、物陰で静かに待機していた。
そしてキヲンとかすみも、バレないように近くの建物の陰から見守っていた。
…動きがあったのは待機が始まって約1時間後だった。
件の建物の3階の扉が開いたのだ。
「…動いたわね」
ピスケスは近くの建物の上でポツリと呟く。
『ターゲットに動きあり』
作戦を続行する、と手持ちのトランシーバーから声が聞こえた。
「分かったわ」
ピスケスはトランシーバーに対してそう答える。

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春夏秋冬

春が舞う  僕は
夏が弾ける 僕は
秋が散る  僕は
冬が積もる 僕は

何もできずに僕は

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学校

大嫌いなあいつが塾に居る時
自分はそっとノートを開く
大嫌いなあいつが塾で授業中
自分はそっと登校する
この教室へ登校する