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キオクカラ

まずはあったまってく
レアな僕の腹の中から
繊維の縮む音が聴こえる

そしてもっと 焼いてギュッと
ウェルダン 硬くなって
はがれてく 電波も届かない

記憶からなにからなにまで
僕のありとあらゆる病ごと
溶かされてしまう

箱の中のもの全て
失っちゃうとは 思わなんだが

しかたねんだな 

僕が消えていく
箱の中から
マジックショーみたいに
消えていく
君の記憶から

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筆先には

いつも目を凝らす空が

いつも寄り添ってくれる夜空が

私を夢の世界に誘ってくれる。