僕は中学時代、山の中にある中学校で3年間を過ごし、学校生活の中で自然を生かした様々な活動をしていました。梅の木から梅をちぎって梅干し、シロップなどに加工したり、カジノの木やナシカズラを使って和紙を作ったりしていて、特に印象に残っているのが山水米という米を種から育てたことです。地元の方々の協力のもと、種を植え、成長したら皆で環境を整えた棚田に植えて、収穫したら収穫祭で全校で調理して食べるという、他の学校にはないであろう貴重な体験をしました。一連の流れを自ら経験したことで、農業をされている方々の苦労を知ることが出来たことに加え、食べ物に対する感謝の気持ちがより一層大きくなりました。