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夏休みに起こったこと

私は将来、特別支援学級の先生になりたい。理由は、弟が特別支援学校に通っていて、弟の姿を見て自分がなりたいと思った。その弟の存在がどれだけ私にとって大切なものであるか、今まで気づけなかった。
あれは私が大学AO入試を迎える数日前の朝。
私は目覚めたらすぐ体を起こさずに少し休む。
私の寝室と隣接したリビングとの戸はいつも開けていて、声が聞こえてくる。こんな声が聞こえた。
特別支援学校に勤める教員はストレスですぐ仕事辞めてちゃうからあまりおすすめはしたくないんだよねー。
高校で教員をしている父の声だった。母も、あんまり聞こえちゃうからやめな、と言っていた。
悔しかった。こんなに私は頑張っていて、今受験期真っ最中なのに、こんなこと言われてしまった。
本当は私にこの道を歩んでほしくないのかもしれない。私がやっと見つけた夢。一瞬で壊された気がした。
しばらく会いたくないなって思った。
今回の前期期末テストで大学に送る評定が決まる。私は今の成績だと、大学の奨学金特待生になれる。だから必死に勉強しているけれど
私は来週末もAO入試。次回で終わりだけど、自分に自信がなくなってきている。
本当に嫌だな。こうなったら自分に嘘をついてるんじゃないか、って、試験直前になって思うんだ

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