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マルトリートメント

心理学を学ぶようになって、マルトリートメント(子供に対する、保護者の不適切な養育)という言葉を知りました。私は親によく叩かれていたし不快なことを言われたしきつい八つ当たりを受けてきたと思っているけれど、現在親はそんなつもりはなかったとよく謝ります。痣にはならない程度の暴力も、何気ない一言も、家庭以外の状況も悪かった当時の私はとても傷ついたし居場所がなかったです。
マルトリートメントは虐待よりも広義で、問題がないようにみえる親もやってしまう可能性があるのではと思います。そして程度や頻度に関わらず、不意なマルトリートメントがどうしようもなく子供を傷つけたり縛りつけたりする可能性があるのだと思います。私はとっても反抗的で皮肉屋になったけど、マルトリートメントを受けた別の友人は周囲の圧力が無くなったら怖いと言います。大げさかもしれませんが後遺症の残り方は人それぞれだなぁと感じます。
私は春から大学院で公認心理士、臨床心理士の2つの資格を目指して学びますが、教授やカウンセラーの方の話を聞く度に、誰かを救うという考えがいかに驕っているかを思い知るし、逃げるのも変えるのも救うのも結局は本人にしかできないことを自分自身の経験からも思います。ただ、敏感に気づける人間でありたいし、助けをよぶ勇気やその意志には真剣に向き合える人間になろうと思います。
ほんとうに幸せになるにはどういう選択肢があるのか、誰が信用に足るか考えて少し行動してみてください。私は学んで環境が変わっていって、今とても充実しています。

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