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昔話#2 「浦島太郎の飛躍」

(タグから飛んで#1を読んでから読むとよく分かります)

むかしむかしあるところに、浦島太郎という心の広い人物がいました。ある日、釣りをしようと海に出かけると、子供たちが1匹の亀をいじめていました。浦島はその亀を助け、亀は「ありがとうございます!お礼に海の底にある竜宮城という白に連れていきたいです」と言いました。浦島はその願いを受け入れました。浦島は亀の背中に乗り、海の底にある竜宮城に行きました。
その竜宮城には、綺麗な娘がおりました。その娘は浦島に恋をしてしまい、あの桃太郎と別れてしまいます。しかし、浦島は地上の人間なので、娘と結婚することはできません。そのため、娘は、別れの時間まで浦島に精一杯のもてなしをしました。
そして、別れのときが来ました。娘は、せめて思い出にと、浦島に「玉手箱」という箱を渡しました。

「この箱は絶対に開けてはなりませんよ。」

そう娘が言おうとしたとき、浦島の手から箱が落ちてしまい、箱が開いてしまいました。箱からもくもくと煙がたち、すると、娘が米粒サイズの小さな赤ちゃんとなってしまいました。そして海の上に浮いていき、やがてもっと美しい姫になることは、まだ誰も知らないのでした。
                                  つづく

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