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過去の自分へ書く手紙

一年前の自分へ。
あなたは高校の三年間、理系学部を目指すためにずっと努力してましたね。数Ⅲとか、化学とか、すごい苦労して勉強した教科もありましたね。
でも、あなたは、センター試験で失敗してしまい、自分が行きたい学部を目指すことができなくなりました。
学部を変えて下宿してまで理系を貫くか、思いきって文転して地元の国公立大学を目指すか………
文転するということは高校三年間頑張ってきたことを捨てるということ。文転すれば、数Ⅲも化学も生物も、全部無駄になる。
正直、センター試験の自己採点の夜、凄く迷ったし、センターのたった2日で自分が頑張ってきたことが壊されるなんて思ってなかったから、悔しかったこと、今でも覚えてます。
結局、迷った末に文転を決意し、無事前期に地元の国公立大学に受かって、通うこととなりました。
今、その大学で一年を過ごして言えることは、一年前のあの時の決断は間違っていなかったということ。
この大学で、たくさんの素敵な友達に巡り会えて、相手に大切にされてるな、と思う瞬間が何度もあった。
資格試験も、文転してなかったら受けていなかった専門のものに挑戦できたし、自分の考え方もいろいろ変わった。

一年前の自分、あなたの決断、間違ってなかったどころか正しかったです。センター試験での失敗があったからこその今。私は偶数の巡り合わせで通った大学で充実した生活を送っています。

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