小川のそよぎを調べて
いつからか私の人生は
流されるだけの水の方
いつまでも私の願いは
流れにさからう魚の方
水、風、日、月
それさえあれば充分だった
人、恋、花、時
子供の頃は無邪気に遊んだ
河原はもう無い
小川のそよぎを調べて
いつからか私の人生は
流されるだけの水の方
いつまでも私の願いは
流れにさからう魚の方
色、香、音、触
いろんな物に騙されてきた
風、姿、花、伝
目を凝らして耳を澄ませば
何かわかるはず
霧立ち込める朝の通りを
引き裂くバイクの音
ポストに落ちた年賀状
お元気ですか?
いかがお過ごしですか?
懐かしい文字に心が揺れた
年に一度の Love letter
待ってる間に Love later
遅すぎるよ Love letter
もう戻れない Love later
いつも鏡開きの頃に届く
一枚の白い年賀状
忘れかけた恋なのに
やさしい人ね
気にかけてくれるなんて
今年も忘れずにありがとう
年に一度の Love letter
待ってる間に Love later
遅すぎるよ Love letter
もう戻れない Love later
切ない 切ない Love letter
つむじ風に巻き上がる
枯れ葉がつくるシルエット
それは風になったあの人
ビルとビルのすき間を
駆け抜ける風は
ちょっと強すぎるね
みんな みんな みんな
捨てたい恋があったの
涙 抱えて飛び出した
早びけの午後3時
ひとりベンチに座って
鳩のデートを眺めていたい
昼休みもとっくに終って
静かな 静かな 交差点
照らす白い光は
ちょっと眩すぎるね
いつか いつか いつか
風 吹くように忘れたい
あの日のできごとを
早びけの午後3時
帰りが遅い今夜は
手軽なアレが欲しいわ
3分で終わる恋など
あなたは知らない
だから今日は教えてあげる
まずは熱い夜を沸かして
誰かの鳴き声が聞こたら
ドーナツ盤に針を落としましょう
BGMは短い洋楽がいい
タイマーなんてものは要らない
窓から冷い夜風が
カーテンを揺らして
オレンヂのルームライトが
あなたの頬を照らせば
2人の影が天井で泳ぎだす
待ってる時間は長いでしょう
私と出会った人はみんな
手軽で便利なものよ
すぐおいしい すごくおいしい
なんてね
月の上 歩くように
景色のない毎日を過ごしている
窓から見える月の形が
夜ごと変わるように
彼女の心は毎日変わってく
僕はムーンウォーカーさ
空気のうすいこの星で
今日も君を探すだけ
僕にみせてくれるのは
ほんの ほんの一部
月の裏側は誰も知らない
きっと彼女の心もおんなじ
本当の姿はわからない
僕はムーンウォーカーさ
月明かりに照らされて
今日も足跡 残すだけ
マイケルジャクソンみたいに
うまくは踊れないけど
きっとあの人も
月の裏側はわからない
本当の姿はわからない
赤よりも赤い口紅は
一度ついたら取れないの
suitについたkiss mark
それは彼女のお墨付き
makeupしてtaxi降りれば
街は北風光る金曜日
彼女の名前はMs.Rose
薔薇のように美しい女だと
彼女を愛した男はみな
鋭いとげに手を痛めるの
hiよりも高いhi heel
街中に鳴り響かせれば
neon signも道をあけ
彼女は向かうあのdisco
輝くmirror ballの下
dance floorはまるで人生
彼女の名前はMs.Rose
薔薇のように美しい女だと
グラスを開けるうちに
夜も明けてしまうわ
今日も誰かの家で朝を迎え
孤独の土曜日に帰る
ガラスごしに今も見える
人気のないテラス席
うすい太陽 照らす席は
うすいコーヒーすすってる
ヒゲを生やした紳士が
あなただけ あなただけ
歳をとり 時のイタズラに
南京錠をかけられて
テラスにつながる扉は
今日も閉まったまま
夢見ごしにたまに見える
いつか笑ったテラス席
うすい太陽 照らす席で
うすいひとみに写ってた
冷めきったコーヒーが
いつの間に いつの間に
時は過ぎ また春がくれば
幸せ者でにぎわうの
テラスにつながる扉は
今日も閉まったまま
紅に染まる待ち合わせ
白い笑顔を浮かべて
アイツがやってきた
今日こそは騙されないわ
その思いとは裏腹な
時折みせるその仕草や
ひたむきなその視線が
私の心をくすぐって
un… やっぱり好きみたい
彼の名前は Mr.Lily
百合のように白い化粧して
毎回、君にぴったりの
素敵なお面を被ってくるさ
昔、スペインから来た
女と出会った時には
陽気な彼になってみせた
その華奢で小さな耳と
三日月のような細い目で
どんな女もイチコロさ
彼女の名前は Mr.Lily
百合のような白い化粧して
毎回、君にぴったりの
素敵なお面を被ってくるさ
夜明けも明けないAM4時
目の前で死んでいった
目に見えない何かが
26 数えたら消えていった
吹雪の中に混じって
グレイの海に帰っていった
26… 26… サヨナラ… サヨナラ…
26… 26… サヨナラ… サヨナラ…
悲しいほど綺麗な夜明け
今、目の前で生まれた
目に見えない何かが
26 数えたらあらわれた
燃えさかるような
パープルの空から産まれた
26… 26… オハヨウ… オハヨウ…
26… 26… オハヨウ… オハヨウ…
なぜかしら、さっきから
体が熱いよ 燃えるように
頬がどんどん紅くなってく
なぜだろう、さっきより
心が痛むよ 締めるように
BPM どんどん上がってく
どうやらその笑顔に
僕は感染したみたいだよ
君の想いは伝わる
空気を伝わる 心で繋がる
ひと目見たときから、
嫌な予感がしたんだよ
気づいた時にはもう手遅れ
早く、水を持ってきてくれ
誰にも止められないよ
不思議なvirusを対処する
特効薬はひとつない
君の想いは伝わる
空気を伝わる 心で繋がる
僕の気持は伝わる
空気を伝わる 2人は繋がる
海をこえて伝える
世界中へ広がってゆく…