色変えぬ
松を尻目に
芒原
我感ずるは
色無き風なり
喜萃
(#1とかついてるけど続くとは限らないんだな)
水面の
かげろう一匹
いきはてて
魚に飲まるる
儚さを知り
喜萃
P.S__続くかわかんないとか言いながら連投してしまったんだな。これで終わらすのもなんか嫌だから続けていくんだな。よかったら付き合っていって欲しいんだな。
くさまくら
結び結ばれ
秋遍路
勘木
十六夜の
白を見上げて
白玉を
召すよこがおを
眺むはわたし
喜萃
(タグで俳句は流石に可哀想だったから、しっかりと本文で掲載することにしたんだな。昇格なんだな。)
しばらく来ていなかったら
今の時期にぴったりなコーナーが始まっていて^ ^
#4まで読んだけど、十六夜の〜の俳句か一番すきです^ ^
死と生と
二つを持つの
彼岸花
花を信じて
毒を飲みほす
喜萃
P.S.花言葉は...ググりなさいなんだな...
黒斑の
オオカバマダラを
追いかける
勘木
P.S.オオカバマダラが季語じゃなかったらごめんなさい。
未明に僕は目を覚ます、
空は蒼いがまだ暗い、
だから、
芒原にでも出てみる。
時の流れとは一定である。
芒は僕より高いかもしれない、
いや、高い。
刹那、
僕は見えないものに包まれた。
時の流れとは一定である。
あの時俺に秋を伝えたのは、
松でも虫でもない。
それは...。
(一体なんなのでしょうね。)
秋は死と生を二つとも持っている。
落ち葉、
かげろう、
落ち穂拾い、
彼岸花、
茸。
永遠などない、
この世には、
そのことを、
肝に銘じなければならない。
P.S.皆さんに幸多からんことを。
長野より喪失感と虚無感とテストのむしゃくしゃとありとあらゆる何かを込めて。
Key-towerで御座います
(皆さんの短歌とか俳句とかその他の韻文とか投下していってくれたら嬉しい限りです。)
秋の雨
乾きの時期の
恵なり
残念なのは
つき隠れること
P.S.永琳にあってみたいんだな。
喜萃
我思ふ
秋には猫が
よく似はふ
P.S.橙とお燐に会いたいなぁ。
(元ネタがわかんなかったらごめんなさい)
この時期は、
余りにも境界線が近い気がする。
それは、例えば山の麓だったり、
夜と朝の境目だったりするかもしれない。
でも、違うんだ。
それはもっと明確で、
本能との結びつきが余りにも強い。
人はそれから逃れようとするけど、
結局は袋の鼠。
それをね、
幾分かの椛に重ねるんだ。
この子達はね、
いつかは堕とされるんだ。
それが自然の理なんだ。
だから、
さきほこる。
しかしそれは一時の無理であって、
無理は跳ね返って来るんだ。
あとはご想像におまかせするよ。
_______________________________________________________
人は恐怖から永遠を望み、
同時に恐れる。
しかし、そうなっては本末転倒でしょう。
永遠を知り、
寂しさを知るなら、
寄り添ってあげなさい。
(寝ぼけながら綴ってるので絶対おかしいことになってると思う。
あと、更新スピードが絶望的に遅くなりそうってことを伝えとく。)
Key-tower
いつまでも
いたわりましょう
生御霊
勘木
(損は無い...と思います)
お彼岸の
逝きし御霊を
慰むと
添える花束
いとあはれなり
喜萃
(お墓参りはしといた方がいいと思うんだな)
P.S.更新が結構遅くなってしまいました。ごめんなさい。
なんか精神的に疲れている時って何でもかんでもブラッディにしてしまいそうになります。
皆さんもお気をつけを。
Key-tower
十六夜の
月を横目に
善光寺
人ひとり居ぬ
闇を見つめる
喜萃
(6時以降の善光寺って人居ないんだな、っていうか寺自体開いてないのかな、教えて欲しいんだな。人ひとり居ぬと言ってるけど妖怪はいるかもなんだな。)
中秋の
名月よりも
食う団子
勘木
(38万キロのボヤージュよりも50センチの食い意地の方が楽です、当たり前過ぎますけど。)
P.S.最近、思い立ったら旅に出る程度の能力を知らず知らずのうちに習得したようです。やったね、すごいね。
秋ふかし
幼子の見る
こがねいろ
もうそろそろ、
近所の田んぼが賑わってくる。
そう、稲刈り&脱穀の時期である。
そのあとは精米して食卓に並ぶのだが、
田舎だと、ここである一大イベントがある。
それは、
なんといっても、
『秋祭り』である。
八百万の神々に豊穣の感謝をするのだ。
明日ハレの日、ケの昨日。
神道の言葉で、
ケは普通の日を指し、
ハレは特別な日を指す。
そんな曲を聴きながら。
毎日を過ごす事に、
楽しさを感じる。
明日ハレの日、ケの昨日。
昨日までの普通の日々が終わったら、
明日から特別な日が始まる。
今日がつまんない日だったとしても、
ケにもならないような退屈な日でも、
それはきっと、
明日からのハレの日の準備だっただけだよ。
そう信じよ。
今日こそが、その境界だと。
Key-tower&勘木
P.S.この詩は、上海アリス幻樂団の『明日ハレの日、ケの昨日』という曲から着想を得た物ですが、上海アリス幻樂団との関係は一切ございません。いわゆる二次創作みたいな物です。
あまりにも諏訪子が好きすぎて、こんなのが出来上がってしまいました。
何だか、ごめんなさい。
いい曲だから調べてみてね。
果てしなく
躰を包む
冷たさに
愛する人の
過去を重ねる
喜萃
(冷たさにしか、ないものもあるんだな。)
何も無い
ただ
それだけ
勘木
(最終兵器、自由無季律俳句。)
P.S.どうも、Key-towerです。
突然ですが、
この中で使っている『喜萃』と『勘木』という名前は実在するけど人前には絶対顔を出さないような人たちです。(とかいう設定です、正体は僕です。)
たまに休むので、その時は仕方なく僕が詩を書きます。
毎日出てきてくれれば楽なんですけど...。
秋という季節に、
僕は一体何を見たんだろう。
外では、
秋は着々と深まり、
動物は身を寄せ合い眠る。
この東方の国の秋には、
何か特別な物が宿っているのかもしれない。
日本には、
たくさんの神が居る、
それは岩だったり草だったり柿だったりする。
救われるから信じるのではない、
救われた者が信じたのだ。
ちはやふる
みちゆく風は
野をかける
儚く散った
みことのように
心の在り処を求め、
つきを見る。
穢れに満ちたこの躰で、
穢れに満ちたいのちをみる。
罪の炎に焼かれ、
罪の水に癒され、
罪の儚さを感じ、
罪のために泣く。
彼岸花
毒を煎じて
身を清む
そして、
死と隣り合わせのこの季節に、
君と背を合わせ...
巡り巡って巡られて、
巡り巡って冬になり、
巡り巡ってまだ回り、
巡り巡って穢されて、
巡り巡って清められ。
親愛なるあなたへ_喜萃&勘木&Key-tower&...
P.S.以上で企画『秋』は終了です。
まだまだ秋は始まったばかりです。
みて、ふれて、きいて、あじわって、
秋を貪り尽くしましょう。
僕らはまだまだ童なんだから。
童らしく遊び尽くしましょうぞ。
僕は、
多分すぐ寂しくなってまた何か始めると思います。
その時は宜しくお願いします。
では、
また今度、此処で逢いましょう。
もう最終回ですか! 突然涼しくなって、そこここのオレンジがまぶしくなって、どこか懐かしくて どこか神聖な秋の感じがじわじわしてますね^ ^まだまだ秋は始まったばかり、とあるように またすてきな秋の詩 楽しみにしてます(^○^)
>>>カチョフのしゃちほこさん
レスありがとうございます。それと同時に遅くなってしまいごめんなさい。
そうです、最終話(の予定笑)です。
元々は#20くらいで終わらす予定だったんですけど、『ちはやふる〜』の短歌を作ったときになんだかやりきってしまった感じがしてしまったので、予定を変更して終わらせることにしました。
とか言っときながら、もうそろそろ似たようなものを始める予定なので宜しくお願いします(宣伝乙)。
改めて、レスありがとうございました。