さいあい

鬱陶しいほどに温かい腕が
僕の身体に巻き付いて
それを僕は面倒くさそうに払った 
そしたらその人は
悲しみにも喜びにも似つかぬ瞳をした

ここではないどこかを
みんな探して彷徨ってる
ママのお腹の中の温もりを
思い出したくて人は海に行く


だって、笑えないでしょ?
心臓に必死にしがみついている
血液を、愛を
だって、僕らも同じでしょ?
引力き、重力に逆らって
空へ飛ぼうとするけど
「ずっとここに居たい」って思う
しょうがないよ 

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-03-23 22:16
あったかい…って感じ。

泣きそんじ

足を置いた地面が
崩れていくかもしれない
なんてそんな杞憂を
僕らは何度繰り返すのだろう
 
格子が張り巡らされた
僕と君の心臓に 
一滴何かを垂らすとすれば  
それはきっと互いの涙

1、2、3 のリズムで
君のコトを忘れる事が出来れば
あの日のキスも
無かったことにできれば


隣に居るけど居ないの
そこに在るけどここに無いの
僕の中に無いと意味ないの
出来れば嘘吐きで居てほしい
世界が美しいと言う君で居てほしい


騒がしい程の幻想が
僕らの頬を撫でても
未だ夏は過ぎないままで
また君は約束を破った

別に君の手を握らなくてもいいけど
別に君の手に手を重ねなくてもいいけど
そうじゃなくて、そうでありたい
ワガママでありたいの

裂ける空と仰ぐ風が
足の付け根の傷に
染みて沁みて滲みて
泣きそうだよ


隣に居るけど居ないの
ここにあるけどそこに無いの
君の中に無いと意味ないの
出来れば弱音を吐いて欲しい
いくらでもいいから泣いて欲しい


お願いだから止まってよ、秒針よ
触らないでよ、心臓の擦り傷を


そこにあって、ここには無いモノ
ここにあって、そこには無いモノ
いつだってそれは互いの
皮膚より深く
肋骨より深く
心臓の内側にある何か


隣に居るけど居ないの
ここにあるけど本当は無いの
少しの雨とかで流れ出してしまうから
でもさ、僕も持ってるから
ここにもう一つあるから

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-03-22 16:42
誰かに対する思いって強くなるほど、切なくなる。

I come she

君はいくつも愛の言葉を溢した
僕は数え切れない程の嘘を溢した

君はそれが「愛」だと言い張ったけど
僕は負けじとそれは「熱」だと言い張った

頬を伝う涙を
君は「雨」だと言ったけど
バレバレすぎて僕は思わず笑った

つられて君も笑ってくれるかな、
なんて思った僕がバカだった


握ってる手を離して
バイバイまた明日、って手を振ると
君のことも、自分の気持ちも
昨日の晩ごはんも、人の愛し方も
君が好きだと言ったカレーの作り方さえも
全部忘れちゃったりして
すると泣けなくなったりして


君の涙は僕の空っぽを浸したけど
その代わり君の内側は空っぽになった

貴方ががいるから泣くんだよと君は言う
君がいるから笑えるんだよと僕は言う

なんで、いつも
あの頃好きだった仕草が
煩わしく感じるのはなんでかな

僕が泣く時に君も泣いてくれる、なんて
なんてワガママだろう


抱きしめてる君を離して
おやすみ もう寝るよ、って呟くと
急に日が昇って朝になって
気付くと隣にいたはずの君も、
携帯電話も、読みかけの本も、
全て無くなっていたりして
初めから無かったことになってたりして


多分そうなってから気付くんだ
だから僕は怖いんだ
部屋の電気を消して暗くなると
何もかもなくなってしまいそうで


君を嫌いになるにはどうしたらいい?
君を嫌いになるにはどうしたらいい?
君を嫌いになるにはどうしたらいい?
この間にも僕は君をまた好きになる


自分の心臓の中にいる君に
僕は全く気づいていなかった

本当は君の血が流れていて欲しかった
だってそれなら失うはずもないから

でもそんなことはもう無理だから
僕はまた性懲りも無く
君の手に自分の手を重ねるんだ 

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-03-16 21:53
好きな人にフラれた日に書いた。

待ち合わせ場所

君はお伽話を嫌うけど
もし本当にそんな世界になったら
君はどう思うの? 
懲りずに頬をつねってみるのかな
世界が僕らを引き離すような
そんな映画のワンシーンに
僕らが居たならどうするの?


「夜中の2時を過ぎました。
地球上の人類の最後の3人のうちの
1人が只今消息を断ちました。
残るは僕も合わせて2人です。
僕と君の2人です。
僕は今この電波を使って、
君に話しかけています。
あなたが誰もいない夜に泣かないように。」


君はどうするの?
もしそんな世界になったら
僕はどうするんだろう?
君と僕だけの世界になったら


「あの時はありもしないことを、
並べ立てて笑い合ったね。
でもさ、こんな世界で君は
今何を思っているの?
嘘つきたちはもう居ないよ。
時間と距離だけが僕らを焦がして
頼りない時間は伸び縮みするけど、
もしも本当にいるのなら
神様はどう思ってるんだろう?」


君は喜ぶだろうな
僕と君だけの世界になったら
君は泣くだろうな
僕という世界が終わったら


「多分、世界は意地悪なんだ。
僕と君の涙の量は一体地球を何個埋めれば、
気が済むのかな?
泣き止んで誇らしげに僕を見つめる、
その顔を見せてよ、その内側を見せてよ。
隠さないで見せてよ。」


君がいれば別にいいんだ
いや、別に君がいなくたって良いけど
君なんか居なくたって生きていけるよ
嘘、ここに居て


「ここまでは僕がお送りしました。
ここで一曲を流したいと思いますが、
君のリクエストを教えてよ。
どんな曲でもあるよ。
ボブ・ディラン、ビートルズ、
邦楽だってあるよ。
なんでもいいよ、何だって良いけど、
僕はどんな曲より、君の声が聴きたいよ。」


君はどうするの?
僕が目の前から居なくなったら
僕はどうするんだろう?
君が目の前から居なくなったら


君はどうするの?
泣きたくなったら
君は多分その涙で
また地球を埋めるんだろう


こんな世界になってもなお
僕はいつもの所で待ってるから

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-03-11 18:15
今年の3月11日に書いた、追悼の詩。

ヘダテ

愛は隣で囁くけど
君の寝言は聞こえないまま
僕らの間にある何かは
愛とかいう邪魔者だろう

瞼の裏に君は居ないと
とうの昔に気づいていたけど
泣く度に涙に君が映るのは
どうしてなんだろう

嘘くさい言葉を並べても
僕らはここに居たいと願ったんだよ
君が大層なペテン師なら
思い切り嫌いになれたのに

君が僕の前に現れてから
僕の脈は騒がしく打つんだよ
あの時確かに僕の中の
心臓の内側に君がいたんだよ
そして全身に愛を流していたんだよ
僕の平熱36.4℃は君が作っていたんだよ
でも君はもういないから
凍えそうだよ、泣きそうだよ

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-03-05 20:11
愛。

ノイズ

ごめんね
始めは信じてなかったんだ
アナタの声なんて これっぽっちも
でもさ、僕を汚した涙より
透き通っていたんだ

大人って泣けないんだよ、って
アナタが教えてくれたんだ
だから大人になった時のために
涙を残しておこうとしたけど
無駄でした

世界を知らない僕には
それはそれは大きすぎました
だからアナタの声に
必死に耳を澄ませたの

最低で最悪な夜を
弱々しくても否定したくて
アナタの隣に来たんだよ
ちょいとノイズがするけど

アナタの声の1秒前に
流していたはずの涙も
アナタの声の1秒後には
もう乾いていたんだよ
 

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-02-25 21:13
さかた校長、こもり教頭に向けて。

Lino

君の心が隙間から見えて
昨夜はベッドで泣いたんだ
君に振り回される夜は
これで合計1276日目

いっそ、ちゃんと、きっぱりと
綺麗に終わらせてくれりゃよかったのに
無駄にのんびり行くもんだから
低温やけどで、あちち

望んじゃったらダメなんだって
分かってるクセして変だね
僕が笑う時は君も笑うのに
なんで僕が泣く時は君も泣かないの?

僕が傷つく時は君も
同じように痛がってよ
何?ワガママ?
それは君も一緒でしょ

「君が」「君が」
って馬鹿みたいだね
アホみたいだね、そうでしょう
透けて見えたって、僕らは
明日もなーなーで終わる
ごっこ遊びをして眠るんだ
「貴方が」「貴方が」
って言ってよ、ねぇ
ああ、いつもの勘違い?
そりゃ、僕が悪いや
あー、うん、そうだよね
嗚呼、もう泣きそうだよ

きっといつもそうだよ
そしてこれからもそうだよ
コールアンドレスポンス
君からのレスポンスは何処?

僕の中の宝箱
キラキラしたものばっかり
でも君のヤツは何故か全部欠けてるんだ
でもそのくせ君のヤツばっかりなんだ

君は多分、君のもので
僕は多分、僕のもので
なのに久しぶりに会った日に
チラリと見えたあの痣はナニ?

泣いているか、笑っているか
その狭間で生きづらいような
幽霊みたいな顔

「星が」「星が」
って何処に星があるの?
僕には君しか見えないのに
愛しい君の横顔にヘイト
嘘嘘、冗談だよ、信じてよ
「空が」「空が」
って何も無いのに君は言う
ああ、こんなものにすら
僕は嫉妬してしまうようになったか
嗚呼、憎らしい、呪いたいや
もう嫌になるほど
愛しいや

これから君と僕が
ちゃんと結ばれるとしても
結婚して、ちょっと経ったら
すぐに離婚しよう
これが最後の約束

度肝抜いてやりたいや

「君が」「君が」
って、これで何度目だろう
「貴方が」「貴方が」
って言ってくれなくても
君はいつか僕以外に言うのだろう 

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-02-10 21:18
ずっと好きだった子への想いを詩に。

大人ちゃん

僕もう大人になったんだよ
歳を指折り数えるのも面倒臭いや
とくに変わったこともないけど
しいて言うなら … 泣けなくなったよ 

嫌いな人に「好きだ」と言った
好きな人に「嫌いだ」と言った
大人になるってことは 
独りぼっちになることだって
おじさんが言ってた

美しいかもしれないけど
別に素晴らしくはなかったよ 
世界が見え過ぎるのも怖いな
嘘吐きピエロのバカ!!

置いていかないでよ
みんな先に行ってしまったんだ 
甘えてばっかりの
僕を見捨てて

x+y=君
x−y=僕
公式は分かっちゃいるけど
じゃあxはナニ?

I want you. You want me.
So, I just running over the town.
Ah, Ah, oh, oh…
なんで?なんで?なんでなの?
うん、え?道しるべはナシ?

僕はこんなに
大きくなってしまったんだ
子供たちが居なくなった街の
駅の人混みの中で君を探している
居ないはずの君を探している
車窓に君が映ることを
未だ待っている

ぐるぐるぐるぐる

涙はからっきし

ぐるぐるぐるぐる

なんでだっけ、忘れちまったよ

まあ、でも要らないか
こんなにもままならぬ僕には
そんなもの不必要!!
Ah, Ah, oh, oh…
I want you. But,do you want me?

こんなにも半端な僕には
ちょいと重荷すぎるよ
手提げカバンの中の感情が
あちこちに散らばった
焦って、焦って
なかなか拾えなくて
そしたら誰かが
「はい、どうぞ」
と拾ってくれた
ありがとう、と同時に
垣間見えた君の顔

ぐるぐるぐるぐる

泣きたくないなら

ぐるぐるぐるぐる

笑えばよかったんだな

忘れていた、
何もかも置いてきた
あの頃を取りに帰ろう
揺られ、倒され、また揺られ
張り付いた笑顔で泣いていよう
生きたがれ、大人ちゃん
明後日の方向はどっちだ 

空色アスファルト
男性/14歳/福岡県
2021-02-03 21:42
どうしようも無い思春期の苛立ち。