新品ヒールで駆け上がる
心のつま先 痛むから
今日は止まって 通勤電車
窓つたう雫に映った
雨の街は逆さまに流れ
今日も膨らんだ 通勤電車
ああこのまま行先なくして
気ままに彷徨う旅人になりたい
大人になったら解らない
宿題がひとつ ふえてくの
寝過ごしたい 月曜日
ああしばらくレールを離れて
都会に浮かんだゴンドラに乗りたい
吸い込まれてゆくターミナル
すれ違う人は急ぎ足
うごかないで 時間だけ...
流されてゆくわ オフィス街
休みの電話を入れたら
バカンスにして 私だけ...
Lips, mirrors, fake memory
シャツを着る背中は虚ろに
Lips, mirrors, fake love
2人の愛 バタンと終りを告げた
濃いめのルージュ
黒いRay-Banに身を包めば
シロクロの世界ね
色を奪ったあの女(ひと)は
今頃あなたとあの店で…
強気な姿勢どうにもひけない
昨日まで泣いてた私はいない
Lips, mirrors, fake face
コンパクトに映る顔は別人
Lips, mirrors, true love
本当の愛 探す指令は下された
隣の席にすわり
甘い匂いであなたを誘う
声かけられたら
Ray-Ban外し 満面の笑みで
“バカね”とつぶやくわ
強気な姿勢どうにもひけない
昨日まで泣いてた私はいない
Lips, mirrors, fake heir
ブロンドの髪 風に光らせて
Lips, mirrors, fake fur
ウィンドーに映った孤独の狼
Lips, mirrors, fake nail
つま先まで 抜かりはないわ
Lips, mirrors, fake smile
女は3つで何にでもなれるから
急な雨降り
傘の花 咲き始めた通りで
駆け込んだストアー
賑わう店の中
光る想影見つけた
懐かしさに思わず立ち止まった
Don’t Look Back 振り向かないで
No No No No No No
過ぎ去った季節(とき) 愛は振り返らない
急な雨降り
濡れた前髪を拭きながら
隣のレジに並んだ
グレイのコートに
雨の染みが付いてた
後ろ姿に思わず泣いてしまった
Don’t Look Back 振り向かないで
No No No No No No
過ぎ去った季節(とき) 愛は振り返らない
8時の街角 人々は急ぎ
次々と消えてゆく店の灯り
宵闇に一人 取り残されぬように
彼女は家路をたどるの
TAXI DRIVER 見て見ぬふり
ガラスに額をぶつけ
やさぐれた女のフリしても
散らかった部屋と破れたポスター
夢の欠片(かけら)を拾うたび
傷つく心を癒せるのは
これしかないと云い聞かせて
DAY DREAMER ボトル開けて
ソファに横たわれば
あなたがまだいる気がするの
生まれては消える泡のように
歓びも哀しみも Ah... .. .
煌めいてはすぐ弾けてゆくわ
KITCHEN DRUNKER ボトル空けて
酔い潰れてしまえば
朝はやってくる 知らぬ顔で
真っ白なマスクの向うの
あなたの表情が見たいの
少しだけ はみ出てる頬のあたり
紅らんでる気がして
目に見えぬハートの向うの
あなたの気持が知りたいの
色んな恋をして 臆病になった私
一歩 踏み出せなくて
目が合ってはじめてわかった
誰より 厚いマスクを掛けてたのは
私の方だと Wow Wow
帰り際 渡されたお店のメモ書き
何年ぶりのディナー
見つめ合ってやっと気づいた
厚い心のマスク 外してくれたのは
あなたの方だと Wow Wow
真っ白なマスクの向うの
あなたの唇に触れたら
街灯がうるんでた街角 手を繋ぐ
コバルト・ブルーの下
はなさないでいて…
芽吹き始めた木々たちが
まぶたをくすぐるの
本当のことを云えば
あの人を見かけたから
陽差しが影をつくってた
昼下がりの交差点
春の風が運んできた
切なすぎるシルエット
打ち明けられず時は過ぎ
制服着てた私達 卒業してしまった...
今もアルバムの片隅にある
二人で写った写真
なぜか平気な顔してた
涙がポツンと落ちたの
手紙も出せずに時は去き
大人になった私達 変ってしまった...
芽吹き始めた木々たちが
胸をくすぐるたび
あなたを思い出すでしょう
もう戻れない春休み...
もうすぐ終る昼休み...
もう戻れない春休み...
もうすぐ終る昼休み...
ポストに舞い落ちた
うす紅の招待状
そよ風にふくらむ
ワンピースで出かけたら
懐かしい仲間達が
待ってる喫茶店
ストライプのテント看板
Um... DOUKI NO SAKURA
会話に華が咲くけれど
初恋のあの人はまだ
まだ現れないの 私の前に
カランコロン 鈴が鳴り
彼が店に入った
“遅くなってゴメン”
あの日と同じ云い方ね
フラれた頃から二人
青さ失くしたけど
春の儚さ 持ち続けてる
Um... HANA YORI DANGO
他人(ひと)はからかうけど
ほほ笑み向き合えば
今も変わらないの この気持は
いつまでも語り合った私たち
すっかり夕暮れに溶け
また歩き出した それぞれの道
ちょっとプレゼントがあるわ
Chocolate あなたにあげるわ
決して本気だなんて思わないで
Giri Giri Giri Giri
ギリギリで待ってるの
ちょっと本気なのは私
Chocolate そっと入れておいた
彼を酔わせる誘惑の一粒
Give you, Give you
ウィスキー・ボンボン
この日 私は女になるのよ
メイクも服もお洒落にキメて
No, no, baby 好きにならないで
ちょっと大胆すぎるかしら
Chocolate 口に合わないかしら
甘い恋よりビターなkissして
Give me, Give me
あなたからのプロポーズ
この日 逃したらもう後はないわ
偶然そうに彼を待つのよ
Yeah, Yeah, baby 女の作戦
Giri Giri Giri Giri
ギリギリで待ってるの
Give me, Give me
あなたからのプロポーズ
Giri Giri Giri Giri
ギリギリで待ってるの
Give me, Give me
あなたからのプロポーズ
あなたは灯り消えた部屋の中
誰かとロウソク越し
見つめ合ってる
そのとき電話が鳴ったら
それは それは ささやかな私からの
誕生日おめでとう
私は魔法消えた部屋の中
淋しさとガラス越し
夜の静けさに
眠れないでいるの だから
ルルル ルルル 2回鳴らして切るわ
誕生日おめでとう
温もりはまだ燃える胸の奥
この指で吹き消した
あなたのアドレス
恋の火傷 癒えたときは
きっと きっと 本当の心からの
誕生日おめでとう
窓に頬をよせて鑑賞する
自然が創った ストップ・モーション
白いガウンを羽織った山々
遠くを流れてゆきます
雪どけ水は木立を震わせ
冬枯れにさよならを告げたら
鉄橋の先は長いトンネル
窓は車内を映します
冷めきった紅茶、
乾いたサンドイッチ、
旧い友達が小説をめくる
多分あなたの愛した私は
もうどこにもいないでしょう
国境を渡る列車のように
この気持は関を越えた
冷めきった恋、
乾いた心、
旧い友達がアクビをする
冷めきった紅茶、
乾いたサンドイッチ、
旧い友達が寝息を立てる
...旧い友達は干渉しない
隣りで感傷に浸っても