溢れそうなほどにいっぱいの
記憶を目頭に押し込めよう
そしたら熱くヒートアップした血液を
なだめるようにして歩いてこ
そういうことにしておこう
きみはPOP
穢れた世界を鮮やかに描くひと
きみはPOP
自分をすり減らして誰かを幸せにするひと
きみはPOP
リアルとスリルの中で蹲って泣くひと
きみはPOP
僕と何ら変わらない弱くて強いひと
きみはPOP
世界を鮮やかに描くひと
きみはPOP
嘯いて、傷つけて、カラフルな飛沫を上げて
もう振り返らないひと
泣きたい拳銃がない
このままが、いい
そのままでいい
ずっと駄々こねていたい
何も変わらなくていいから
そのまんまでいいから
目の奥のスクリーンに焼きついた
君の残像が離れない
いい子なら早くお家へ帰りな
悪い子なら寄っといで、遊びましょ
泣き腫らしたその目で何見るの?
てか、そんな目で見えるのかい?
素晴らしきこの世界
ママ、ホントにいいの?
ありのままでいいの?
アナタのその手握ってていいの?
ずっとワガママ言っていたい
この、ままごとずっと続けていたい
この手離したくない
明日世界が滅ぶとしても
「明日の朝ごはん何がいい?」なんて
美しいその照らされた横顔でつぶやいて
yeah yeah ラリラリラー
離さないで、剥がさないで
生きていた証のその瘡蓋
されるがままに生きていたい
はじめまして、どうも
今日はどうぞよろしく
早速シャワーでも浴びてきてよ
今までの子の痕も洗い流してきてよ
これが嘘だって言うなら
君が本当を持ってきてよ
することしたら可愛く見えてきて
都合の良い時ばかりだな、俺は
ああ、またこの森だ
延々と続く樹海のぬかるみに
何度も同じ所に来ては
迷ってを繰り返すシーツの上
気づけば足先ひくつかせるバンビ
昨日と今日の間で喘いでる
でもさやっぱり間違ってるんじゃ無いかな
今日も重い目と目の間
それでも僕は、君を見つめる
今日は軽い目と目の間
それでも僕は、目を細めて君を見つめる
カラフルに覆われた君の目と目
居た堪れなくなって、目を逸らす
跡が残った目と目の間
僕は、押さえながら君を見つめる
3つ目を欲しがった君の目の目
僕は、2つでいいよと笑うけど
涙が覆った君の目と目
涙に嫌われた僕の目と目
君と僕は見つめ合ったって
いつも邪魔してくるアイツのせいで
この視線は絡まるばかり
君の目、僕の目、世界の目、社会の目
心の目、愛の縫い目
そんな泣き腫らした目で何を見るの?
似てない、似てない
それでも窓の向こうの君を撫でるよ
だから言えない、言えない
僕だけがあの季節に置いてかれて
時が、時が僕らを追い越した
だからいっせーのせーで
僕らも窓を勢いよく開けて世界へ
目を見張れ、意味なんて知らないけど
生き急げ、すぐに終わる陽炎
夢なき街が煌びやかに光る
偽物の君を捨てて
本物の君の肩を叩いて
明瞭な昨日を投げ捨てて
近づいても見えない明日を掴め
その曇った目で世界を睨め