無数の先の尖った言葉の海を泳いで
光の線が覆う道を誰も追いつけないスピードで
カラフルでいっぱいの世界に唾を吐く
もうそろそろ緞帳が上がる
やっぱやめようかな、怖気付く僕の
背中を悪戯に思いっきり世界が押した
仰け反って倒れ込んで目を開ける、光、光
数字の羅列・無限の矛盾の連鎖
漢字ばかりで小難しいこの僕です
まるで出来上がった道を歩くだけのよう
期待してたのに裏切られたんだ
出来てないどころか何もなかったんだ
だから僕は僕の世界に鉄格子を
前方にも後方にもバリケードを
でもなんだか悲しくなってきて
去っていく運命の背中をまだ追ってると
なんだか負けた気がするんだよ
「生きてみたいんだよ」
僕を包むその美しい歌声が
命ある者への讃美歌が
パックリと口を開けてる地獄の入口が
まだ生き足りないこの目で睨んでやるんだ
この光の中で 中で 中で
だからさ、止まないで歌声、歌声
お願いだから 生きたいから
久々のデジャヴ 痛いの痛いの飛んでかない
明日が晴れで、良い天気になるのなら
滑って、転んで、血を流して、嗚咽して、
「もう嫌だよ」って叫びながら泣いてみたい
3等星にすらなれない ちっぽけな青い魂
全ては初めからそこにあるのだから
君は何も創り出さなくていいんだ
イマジネーションなんてクソくらえだ
ただ今の感情を現像するだけでいい
数字の羅列と1%の奇跡で出来た僕らの
「正しさ」こそが世界のマジョリティー
何が「間違い」なのだと言うのだろう