こんにちは、晴結です。小説を書いてみようと思います。どこまで続くか分かりませんが、読んでいただけたら嬉しいです。今回は人物紹介です。
music on the way
主人公 咲風 爽(13)中1。
花見 尽(13)中1。咲風の親友。
中学校に入学した咲風と花見は不安や葛藤を抱えながら自分で道を歩んでいく青春コメディ。
ここは東京都郊外。ある一軒家に住む7人と知人たちが繰り広げた話である。
「おーい、七川。早く起きろ。今日も遅刻だぞ。」
「遅刻ぐらいしたって良いじゃない。森矢はせっかちね〜。」
「朝からうるさいな。」
ここにいるのは大学生の森矢健(もりやたける)、会社員の早見花奈(はやみかな)、中学生の松田優真(まつだゆうま)、そして-。
「まっつーも朝から元気だね。」
「……。」
高校生の林鈴(はやしすず)、小学生の清水涼(きよみすず)である。
ちなみに
「おはようございます。」
家事屋として住み込みで働いている梅屋陸斗(うめやりくと)、中学生がいる。
「あー。やばい、遅刻する。」
あわてて起きてきたのは小学生の七川爽(ななかわそう)である。
これが、ここの日常だ。
ちょっと訳ありのルームシェア。もう少しだけのぞいてみよう。
「いってきます。」森矢、早見、林が行く。
「いってらっしゃい。」
もちろんこの後、清水、七川、松田、梅屋も行く。大体の家事はこの4人でやっている。まあ、遅刻常習犯の七川に合わせるから、いつも皆遅刻する。
「よ、おはよう。」
「よ、じゃなくて。健遅刻だよ。」
親友の知松和人(ともまつかずひと)から言われた。そういえば視線が痛い。
「わっ。カズありがとう。」
急いで一限の準備をする。すると教授がやってきた。
「早見、これやって。」
「はい。」
仕事は多くて忙しいが、結構充実している。
「おーい、清水。起きろ。」
「うう…。」
まったく。清水はよく寝る。それを起こすのが俺の役目である。
「梅屋くん、弁当一緒に食べよう。」
「分かりました。」
さっきから得体の知れない女子たちに連れ回されていた。松田さんなら誰も知らないような場所に連れていってくれるはず。
と思ったが、なんと教室だった。松田さんかっこいいし人気者だから、女子や男子からの視線が痛い。違うクラスの人も僕らの方を見ている。松田さんは気づいていないみたいで楽しそうに食べていた。
「早く食べないと、弁当冷めるよ。」
少し気が抜けているところも人気の秘密なのかもしれない。
「林、92ページ読んで。」
「おい、林。ばれるから。ちゃんとしろって。」
「大丈夫。」
こう心配してくれるのは、同じクラスの飛田(ひだ)はやか君だ。私はさっきから本を読んでいる。なぜなら、
「仕方ないな。じゃ、飛田。」
と、この現国の先生は反応がないとすぐに隣の席の人に振る。飛田君には申し訳ないが。ちなみに4月からあっている授業だが、飛田君はいまだに慣れていない。
踏んだとき、ねちょっと音がした。
正体なんか分からない。
分かりたくもない。
なぁ、あそこのトイレ、太郎がいるってよ。
太郎って誰?
あのトイレで有名な花子の友達。
初めて聞いたわ。
いや、俺も聞いたことない。
じゃあ冗談かよ。
ま、そうなるな。ごめんごめん。
2回言うと気持ち入ってないのばれるぞ。
えー。気持ち入ってるよー。
ちょっとトイレ行ってくる。
わ、勇気あるね。
うっさいな。ちなみにどこのトイレ?
A棟6階の1番奥。そこまで行くの?
今日寒いもん。早く帰って来る。
待つの面倒だな。先勉強してて良い?
勝手にしとけよ。
花子は隣の女子トイレだよー。
行かねえし。
えー。つまんないな。
お前が行けよ。
遠いから嫌だ。この学校の敷地、何でこんなに広いの。
知らんけど、その分怪談も多いよな。
妖怪協会の会長がこの学校の妖怪っていうのも聞いたことある。
まじで?信じられないけど。
嘘です。ごめんなさい。
冬に怪談...良いですね!
僕も季節感フルシカトで小説を書いてます。
お互い頑張りましょう!