涙が落ちるのを見てた。
どこまでも透明で、
何物にもなれない涙を。
夜風は冷たさを増して、
冷える指先は、
言葉を探してる。
素直になれず、
ひねくれたままで、
まだ温もりがない布団に潜り込む。
明日は、誰かの笑顔が1つ、
増えますように。
《シャアさん》
レス有難う。
透明なもの、大好きで、
部屋の掃除をしていたらビー玉が出てきたので、ついつい見つめちゃってました(笑)
冬は何でも透き通る感じがして、
1番好きな季節だなぁなんて。
キャンドルの火を 一つひとつ数えていた
吐息でゆれて、ただの粒に見えて、
ちょっぴり触れて 火傷をした。
雪のふる、あいのかけらは
もう少しまた、ばらばらになって
もう一つまた、消えた のぼる白い煙
夜の音が、手招きをする。
赤いばら。白いはな。
肩をいちど叩いた落ち葉から、青いにおい。
ーー眠る希望をどう伝えよう。
くるくる変わる、景色模様 つられるこころ 立ち止めるあしあと いったりきたり、ゆくんだね 問いかけと眼差し そうして、つくりゆくきみの道 誕生日、おめでとう 特別な、今日のこと
凄く久しぶりに「ならべてみたの」を読めて、嬉しいなあ。
サトツさん!おひさしぶりです!覚えててくださって、ありがとうございます*.うれしいー*.なんだかいろいろ、懐かしい(´`*)
さむいのは好きじゃない
さむいのは好きじゃないけど
さむいいときのあったかいいは安心する
枯れ草色のコートを着込んで
あの娘の唇のようなピンクを見ている
死んだ木である一方変わらない炭素と
きまりよく並んだ水を踏みしめている
僕らが生まれた場所を思い出せそう
とてつもなくでっかい黒曜石に包まれて
その中で何億ものひかりを吸う
昨日と明日が隠し味の今日の匂いがする
こたつの古い木のうえで
みかんがごろごろごーろごろ
僕は白い息を吐きながらひとり、裏山の山道を歩いていた。
きんきんと冷たい空気が僕の耳に囁きかけて、僕の耳をじんじんと冷やしていく。
昔、君の言っていた話を思い出した。
(宇宙はとても広いから、私たちの知らない宇宙のどこかで地球みたいな星があるかもしれないよね。それってとっても素敵なこと!)
懐中電灯頼みの僕は、ただただ下を気にしながら黙々と歩き続けた。
(新しい星座をつくるには、今ある星座を覚えなきゃね。だから、私、星座を暗記するの。……それってとても無意味なこと?)
すがるような眼差しとあっけらかんとした声色が、僕の頭に焼きついている。
君は違った角度から物事を考えていて、それのためにひたすら真面目で、他の人はそれを無価値とするけど。
(ふたご座流星群ってどのくらい沢山の流れ星でできているのかな。見てみよう、ねえ、見てみよう?)
頂上は開けていて、空は満天の星空だ。
ぽうっと灯る明かりがあって、寒さに小さく丸まる背中も見えた。
僕が後ろから近づいていくと、君は振り返って笑みを浮かべた。
「さっきね、流れ星に君がここに来ますようにってお願いしたの。叶うんだね、願い事」
そんなことお願いしなくても来たのになんて言わなかった。
気づけばオリオン座が夜空の高い位置にいた。もうそんな季節か。今年は暖かいから、冬さえ気づいたら終わってしまっていそう。イヤホンから流れるロックは、初めて聞いたはずなのに懐かしさを感じる。自転車の錆びたチェーンがキリキリと高く鳴り続ける。吐く息が薄く白くなってすぐに消えた。今年ももう終わる。
なんだかぼんやりした冬だけど、今日は久しぶりに朝から外(コンビニから現場まで)を歩いてみると、やっぱりもう冬だなあって(笑)
吐息も一瞬だけ白く見えてすぐ消えます。
もう今年も終わりなんですね…
ほんとに、いつの間にか終わっちゃいますね。年賀状書かなきゃ(笑)
コンクリートの壁にチャックがあった。いつも開いていた。
向こう側にはなにがあるんだろう。わたしには空があるような気がしました。なんでだろう。
あなたが毎日を笑顔で過ごすためのお手伝いをさせてください
うわ…やばい、これ落ちそう(笑)
その昔、此処の部員が募集して、プロポーズ大会をやったことがあります。
もう一回あれやってみたいな…
シャア専用ボールさん、レスをありがとうございます。しめしめ、逃がしませんよ(なんちゃって)。それはそれは…次回があればぜひ参加させていただきたいですね、愛を伝える言葉は素敵です。
切り取った、
言葉の切れはしを
誰かに渡せたなら、
僕が生きた証になるだろうか。
いつか此処を離れて、
そしてまた戻ってきた時に、
残してきた切れ端を辿って、
今の僕を抱きしめてくれるだろうか。
足跡なんて人それぞれだけれど、
いつか忘れてしまうかもしれないけれど、
それでも、歩み続けてきた証を、
いつか全部愛せたならいいな。
スクラップって素敵なことば。
ぼくらが生きている間にできる、いちばん素敵なことは、拾い集めた自分だけの切れ端をスクラップして誰かに見せることなのかも知れないね…
のあさんレス有難う。ではさっそく…笑
人との距離を計るのも詰めるのも、実はニガテなんだけどね…だからこそ今回はこうして募集したりして(笑)
慣れないなりに頑張るから、のあちゃんもよろしく!
シャアさん!レス有難うございます!
色んな思いの切れ端を、大切にできたらなって思います。誰かと共有できることはとっても幸せなことですよね。
おお、意外な感じ!シャアさんって誰にでもフランクなイメージだったから、、、(笑)
まだ少し慣れない部分もあるけど、こちらこそよろしく!!
noakoさん!この間はレス、ありがとうございました!
私も自分のスクラップが残せているか、考える時があります。自分が今、生きているという証明がないような気がしてたまらなくなってしまうことが多々あります。
でも、このポエムのように誰かに手渡しできたなら、誰かの思い出に一瞬だけふんわり残ることができたなら、嬉しいです。素敵なポエム、ありがとうございました!noakoさんのポエム、大好きです!
《まめさん》
こちらこそ、レス有難うございます!
私も時々、自分が生きている実感がなくなるときがあります。そういう時はこの掲示板に来て、色んな人たちの、色んなスクラップを読ませて頂いてます。言葉は確かに此処にあって、温かかったり、悲しかったり、色んな思いを感じることが出来る。それだけで、なんだか充分、私は此処に存在するんだって教えてもらっているような気がします。
誰かの心に残ることが出来たなら、それはこの上ない幸せですよね。
わわ!嬉しいお言葉!!私もまめさんの素敵なポエムが大好きです!((照))
「今日高気圧に覆われて1日穏やかな天気でしょう」
朝つけたテレビのお天気お姉さんは
笑顔でそう言ったはずだった
♭を全部とれば、悲しくなくなるはずだった
「誰も何も言ってないよ」
誰かがその言葉を僕にくれるはずだった
空箱を眺めて 閉めて開けて
ビー玉を転がし 煌いて止まって
好きだった絵本 ページをそっと繰って
要らなかった眼鏡 掛けて外して
無音のイヤフォン 巻き付けて離して
散らばった楽譜 片して浸って
何もないという 確かな感覚
恋をするわけでもなく
翔びたいわけでもなく
なんだろ、こんな日、確かにあるなぁ(笑)
窓開けて、また閉めて、なにをするでもなく、じっとしているわけでもない日。
一日中じゃなくてほんの何十分かだったりするけど、こう云う時間も大切にしていきたいですね。
☆シャアさん!
レス、ありがとうございます!そうですよね。何も手につけない日があっても良いと思うんです。
実はこのポエムの1連目は昔を想起していて、2連目は高校生になってから必要になった塊を表現しているつもりです。
私は恋もしないし、自分を殺そうとも思わない普通の人なので、それを表現するポエムにしてみました。
レス、ありがとうございます!!
いくつも色を並べては、求めてる色になるように塗りつぶす。キャンバスが埋まる頃私は大きな翼をつけて、飛べるように。
募る想いを声に出したら、あまりにも空虚な言葉で、安くさくて、うまく言えないんだ。
冷える指先温めるのはあなたがいい。想うほどに、あなたの背中が霞む。空気を噛むような静けさ。きっとこれが恋、最初で最後の恋。
冷える指先温めるのはあなたがいい!なんて素敵な恋の告白。
でも哀しいのね。恋ってこんななのかな…
シャアさんいつもありがとうございます!
恋ってステキだし、でも苦しいし、難しいです。それでも私は恋をしてしまうんです。不思議ですよね。
そうだ、この感じ
そうだ、あなたは、雨に似てる
とっても似てる
なんか、落ち着く感じ。
とっても静かで、落ち着くの。
心の汚れたところもすっかりきれいにしてくれて、
落ち着くの。
そうだ、あなたは、雨ににている。
いろいろある天気の中で雨が一番好きです。
君と唇を合わせながら
合間に言葉を届けよう
伝えそびれていたありがとう
切り出せなかったごめんなさい
それから
君と出会えたこの世界のこと
私はそう嫌いでもなかったんだ って
実際、今日が人生最後の日だとわかったとすれば、私は何をするのだろう?
やっぱり、君に逢いに行くのかな…?
いいなぁ。
素敵な映画のラストシーンみたいで泣きそうです。
ブルームーンさん、レスをありがとうございます。とりあえず、1日もあったらたくさん「好き」って言えますね。
シャア専用ボールさん、レスをありがとうございます。世界の終わりを食い止めることはきっと誰にもできないけど、大切な人を抱き留めることはきっと誰にでもできるんです。
僕は嫌われ者だ。
食べてもらっておいしいと言われたことがない。
いつもお皿の隅っこへはじかれる。
だけどね、僕のいないお皿はさみしいと言われるんだ。いなくなって初めて気づかれる、そんな存在。だから、僕は別に食べてもらわなくてもいいんだ。そこにいるだけでいいんだ。
私はパセリ好きですよ(^^)
いなくてもいいけど、いないとちょっと淋しい。ぼくもそんな存在になれればなっていつも思います。
パセリは最後に食べちゃいますけどね(笑)
パセリのポエム、題名が鮮烈だったので読んでみましたが中身はしっとりとした内容で2度、驚きました!すごいポエムだと心から思いました。
P.S.私はたまごパンの上に乗ってくれてるパセリを毎回食べてます。見た目や香りで見せてくれる彼は素敵ですよね!
思った以上の大混戦
手元に残るはあとひとつ
見透かされてるストラテジー
ああそうさ 見せてやれ
大晦日の晩、一人のみすぼらしい格好の少女が、マッチの街頭販売をしていました。道行く人に、片っ端から声をかけているのですが、まったく売れません。わたしだったら、少女が寒い中、ハナをたらしながらマッチを売っていたら、一つぐらいは買うと思うのですが、みすぼらしい格好があざとい演出ととられてしまうからなのか、それともハナをたらしているのがただでさえ清潔感のない顔にとどめを刺しているからなのか、誰も買いません。
売り上げがゼロのまま家に帰ったら、またお父さんにぶたれてしまう……寒いなあ。お腹減ったなあ。もう嫌だ。こんな生活。
少女は寒さと空腹ですっかり労働意欲をなくしてしまい。やけを起こしてかごからマッチを取り出し、暖炉にあたりたいなあ、と思いながら、一本、しゅっとすりました。
するとどうでしょう。目の前に暖炉が現れ、暖かさを感じることができました。
少女は、次はなにか美味しいものが食べたいなあ、と思いながら、マッチをすりました。もちろんいままで食べたことのないごちそうが現れ、少女はそれを堪能しました。
次はイケメンの彼氏が欲しいなあ、と思いながら、マッチをすりました。すると少女好みの中性的なイケメンが現れ、少女を抱きしめてくれました。彼氏の腕の中で、次はセレブの友だちが欲しいなあ、と思いながらマッチをすりました。すると高級ブランドに身を包んだ、モデルのようなスタイルの美少女が現れ、彼氏とどこかに行ってしまいました。
やっぱり世の中お金だよな、と思いながら、少女はマッチをすりました。すると、求人広告が現れました。
少女は求人広告に火をつけ、灰になるのを見届けると、家路につきました。結局この生活を続けるしかないんだ、と、自分に言いきかせながら。
切ないけど、
なんだか「明日も頑張ろう」って思えるお話でした。
魔法のマッチ、素晴らしい時間をありがとう。
素敵なコメントありがとうございます。
ものごとはうまくいかないものですね…
星新一さんの「ほら男爵 現代の冒険」を思い出しました。海へ!って話のなかにこんな不条理劇があったような。
マッチ一箱ください。
星新一作品は小学生のころ読みつくした気でいたのですが。改めて読んでみようと思います。
綺麗なものに近づきすぎちゃだめだよ
綺麗なものは遠くで眺めているのがいいの
薔薇みたいに刺があるかもしれないよ
きれいなものに刺されて死ぬのなら、それでもいいような気がしてしまいます。
これが馬鹿な男の悲しさなのかしら…笑
わかります…
確かに綺麗なもの の近くにいると自分がどれだけ汚いかとか いろんな事を考えてしまいますよね…
相手にそんなつもりがなくても勝手にひとりで比べてしまいます…(−_−;)
>>シャア専用ボールさん
無惨に死ぬよりもいいかもしれません笑
>>ぶよぶよあんこうさん
私も自分と比較してしまって
いろんな感情が湧き出てしまいます笑
相手と自分を比較している時点で
相手に申し訳ないような気がして、、笑
習字で画数の少ない字のほうが
難しいように
簡単そうに見える技ほど
難しいように
ゲームの最初のステージが
難しいと感じるように
好きのたった二文字、この世界で一番簡単な言葉が
難しいように
簡単なものほど、手に入れるのには時間がかかる
簡単だからこそ、時間がかかる
一度できてしまった簡単なことは、
疎かになる
疎かになったら、もとに戻すのが難しい
難しくなって、諦めてしまわないように
諦めた簡単は、きっともう諦めたままになってしまうから
簡単だけど、難しいこの気持ちをいつもどこかで磨き続けたい
ぼくも職人の端くれですが、「難しいことを簡単そうに、簡単なことを難しいことと同じように」やるのが一流の職人だと思っています。
なんて、どうでもいい話はさておき(笑)
いっけん簡単に見えて、実はいちばん難しいってこと、よくありますよね。
でもそんな限りなく単純なこと、それこそがいちばん美しいものなのかも知れませんね。
何処までも透明な水に
青ざめた心と言葉を浸ける
きっとそれは今まで見た事も無い
綺麗な色に染まるだろう
ひっく、ひっく。すっかり聞き慣れた泣き声に目を覚ますと、案の定、となりで寝ていたはずの彼は居なかった。ひっく、ひっく。カーテンの隙間から差し込む月光に照らされた壁掛け時計は、午前三時の少し前を指している。
ひっく、ひっく。ひっきりなしに響く悲歌の音源は言うまでもない、閉めきったこの寝室の外、冷たい廊下にうずくまっているであろう彼の唇だ。ひっく、ひっく。なるだけ音を立てないようベッドを後にした私は、私と彼とを阻む扉をそっと撫ぜる。
ひっく、ひっく。先ほどよりもずっと近くに、ずっと鮮明に聞こえるそれに、なんだか私まで泣き出してしまいそうだった。ひっく、ひっく。彼の夜泣きがいつから始まったものなのかも、その原因も、彼と肌を重ねるだけの仲である私は知らない。
ひっく、ひっく、ひっく。尋ねられるはずが、ないのだ。
ひっく、ひっく。彼が時々、私の名前を呼び間違えることも。ひっく、ひっく。彼が密かに持ち歩いている、四隅の丸まった写真のことも。ひっく、ひっく。そこに写っている、柔らかな笑みを浮かべた女の人のことも。ひっく、ひっく。彼女が私と同じ、長い黒髪をしていることも。
そして、シオンの花束を抱えた彼が時折訪れている、墓地のことも。
ひっく、ひっく。何も聞き出そうとしない私と、何も打ち明けようしない彼は、きっと似た何かに怯えている。ひっく、ひっく。最早どちらのものなのかもわからない泣き声を聞きながら、私は、私と彼とを阻む扉へ縋りつく。何も知らない私は、何も知らないくせに、私と彼とを阻む扉へ縋りつく。
ひっく、ひっく、ひっく。畜生、畜生、私をこんなにも弱虫にしやがって。ひっく、ひっく、ひっく、ひっく。
生々しくって良いですね。何も知らない恋は、きっと苦しくて幸せなんだろうな、と思いました。泣くしかないよね、もう。
〒サトツさん、レスをありがとうございます。きっとこの二人ほど、寝室の扉に救われている人間はいない。泣くしかないんです、もう。
今日が人生最悪の日なら、
明日はきっと今日より素晴らしい日になるはず。
ありがたいお言葉ですね✨
大切にしたいです^ ^
零れる言の葉ひとしずく、ぜんぶ笑顔に換えられたなら。
しかめつらのあのひとひとり、いらいらぜんぶ吸い取って、笑顔笑顔にできたなら。
もしもの話。だけど、もし。
そんな夢想をゆらゆらふわり、日々をたゆたう魔法の話。
それができれば、ほんとの魔法になれるんでしょうね。
ことばにはそれだけの力があるんだと信じています。
自分でそれを使いこなすまではまだまだ、修行が必要なんでしょうけど…
シャアさん》魔法使いの見習い、って言葉が、なんとなく浮かびました。見習いとか本物とか、あるのかどうか判らないけど。
でも、きっと、ことばを使うひとたちは、シャアさんも、私も、此処にいるたくさんのひとたちも、それぞれ魔法をもってるんだろうな、って思います。
レスありがとうございます^^
分厚いタンブラーを琥珀に染めて
名も知らぬ誰かの嘆きに身を浸せば
私にだって泣けるのよ
タンブラーでもグラスでも、ガラスの容器は底が分厚いのが好きです。
ウィスキーとかワインとか色の濃い呑みものを注いで、机のスタンドライトなんかで光を当ててみたりします。
久しぶりに一人で泣きたくなりました…
どうしようかな。枕許に並べてある漫画でも読んで寝ようかな…
シャアさん
レスありがとうございます。
分厚いガラスが
もったりと唇に触れる感触が好きです。
ガラスの容器に入った琥珀や紫が
光と屈折できらきらするのは綺麗ですよね。
寝る前、1人で只管号泣するのが
すっきりできて好きだったりします。
どこまでも透明で、なんて素敵なの。
ふゆ、よる、かぜ。
まさにそのものって感じ。
いいなぁ!