肥大した自意識を、あてつけられる煩わしさに、小さな箱を投げ捨てたくて。
ごみ箱のように、言葉をすてる。
惑えよ、少年。狂えよ、少女。
肥大した自意識と、見つからない自分の姿。
少年、少女、それからあぶれた迷子らも。
膨れ上がって弾けたときに、
飛び出す中身を産みながら紡げ。
空っぽのまま膨れ上がるな。
空っぽのまま大人になるな。
なんだかふわっとしてる今日この頃で
いつまでもはっきりしない自分に嫌気も差すけど
このままが正直楽で
誰かが傷つかないようにって思ってるようで、本当は自分が傷つきたくないだけで
そんなだからせっかくのチャンスも逃しちゃうんだろうな
いつかはあの人の気持ちも離れちゃうんだろうな
当たり前のようで、ほんの星の巡りのようで。近いようで遠くて、わかんなくなるよ。
最大限の賛辞の言葉を渡したら、貴方はいつも通りに笑ってくれますか。
何時までだって続くようで、もう二度と巡り会えない光のようで。
ただ、僕は笑ったんだ、
「当たり前」と「ほんの星の巡りのよう」という対比に惹かれました。
また、最後の「笑ったんだ、」と句点でしめる表現も、まだ続くけれど…と匂わせる感じも素敵な表現だなと思いました。
【PS. ラジオネーム、今の季節に連想を誘う素敵なお名前ですね。】
石動:さん》レスありがとうございます。嬉しいです^^
この言葉たちが素敵に見えたのなら、それはきっと、この「貴方」が素敵だからだと思います。“素敵”を拾い残さないで紡げたなら、嬉しいです。
(ありがとうございます。そうですね、冬は好きです^^ 冬の空に響くような、綺麗な音を奏でられたらいいなー、って思います。)
あなたの右手の温もりに、淡い期待を感じながら、少ない残りの時間を惜しんだあの日々を私は今も覚えています。
いろんな出会いがあるなかで、私はあなたを選びました。
二人出会ったあの木の下であなたに伝えた小さな私の大きな思い。
それはこの先変わる事の無い大きな決意。
今の私はあなたに触れる事は出来ないけれど少しは空を見上げて「会いたい」っていってね。
今の私はあなたの目に写ることは出来ないけれど忘れないでいて。私の思いは、柔らかな雲になり清らかな風にふかれ、あなたと共に生きています。
それが今の私に出来ること。
僕らの終わりを見に行こう。
最期の細胞が息絶えるまで 最高だねって言えるような。
夢も希望も未来も全部 汚れた靴で踏みしめてやる。
僕らはいつだって 史上初の僕らなんだ。
何一つ有り触れてなどいないんだ。
さあ 今から はじめようぜ。
僕ら、僕らをはじめようぜ。
夢の色
並べて夜は更けていく
ながくしまっていた宝石箱は
色褪せていて、鍵はさびついていた
秘密の呪文、おそらく君も忘れている
よりすぐった星のまたたきを
きれいだねって笑ってほしい
ふと目があったらいたずらしたこどもみたいに笑ってほしい
雪原に僕たちは足跡を隈なくつけて回った。
醜く踏み荒らしただけだとしても 欲望だけが生きている証だ。
大人たちは公園で 雪合戦を見守っていた。
きっと大人になるとは 雪原を踏み荒らす権利を 譲り渡すことだ。
ただ微笑んで。 転んだら手を差し伸べて。
やがて立ち並ぶ塩の柱を 子供たちが蹴り倒して遊ぶだろう。
それでいいよ。 次の世界を君たちにあげよう。
そうやって世界は ひどく優しい速度で廻る。
素晴らしい…
大人になったのかな、大人でいいのかな、って二十歳過ぎてからいろいろ悩むことが多かったけど、なんだか吹っ切れた気がします(笑)
シャアさん
レスありがとうございます。
吹っ切る助けになれたなら幸いです。
少し濡れた、睫毛の先。
赤い頬に溶けた貴方の夢。
その窓から覗く世界を、
好きになってしまった私を
その世界の入口まで連れていってくれますか。
何処までも透明な空気を泳ぐ言葉と、
ふわり、漂う貴方だけの色が、
好きだと言ったら、
困ったように笑って、
空をみるのかな。
わぁ、素敵…
なんだろ。
恋なのかな、これ。
それとも…
なんにしても好きってことばはいいなぁ。
透明感あふれる詩ですね!
恋って色んな色になるんだなぁ…
なんかすごく温かい気持ちになりました。
とても可憐な詩ですね。
この花束の受け取り手は幸せだなと思いました。
《あっぷるさん(勝手に呼ばせて頂いてすみません(;_;))》
素敵なレスありがとうございます!
いろんな色に溢れる思いは、あったかいですね。
だんだんと染まっていく過程が素敵だななんて思います。
《宛さん(勝手に呼ばせて頂いてすみません(;_;))》
レスありがとうございます!
素敵なお言葉を頂けて、嬉しいです。
相手への贈り物を考えてるみたいな、ふわふわした気持ちで言葉を紡いでみました。
薄れゆく生活感
遠ざかる現実味
ザアザアと、
砂嵐のように。
歩み寄る非日常
空想への堕落
ザアザアと、
砂嵐に飲み込まれてゆく。
テレビの砂嵐を見せると、お腹の中に戻ったようで赤ちゃんとかは安心するそうですよ、と書いて、もうテレビで砂嵐があることってほとんど無いと気付きました。笑 雨の日に落ち着くのも、おんなじ感覚なのかなあ。空想の中に堕ちていきたいね。
〈 〒サトツさん
レスありがとうございます…! その話は初めて知りました。だとしたら、雨も同じ効果があるかもしれませんね…。なんだか素敵だな。確かに砂嵐はもう何年も見ていないような気がしますね(笑)
昨日はよく雨が降っていたので…
雨の日は〒サトツさんもどうぞ一緒に、堕ちていきましょう。
閉じた箱は失った。
塗り替えられた新たな箱は、禁じられた言葉を含む。
私が見ている緑の残像。
もう、どこにもない。
変わる掟に追いつけないなら。
秩序の形が見えないのなら。
飲み込めない違和感に潰されるなら。
ここに「私」は存在しない。
きっと誰もが溺れる間際を彷徨って、切れかけたカラダを何度も縫って、今日も戦っている。それが目に見えるものなのか、はたまた見えないものなのか。
回りすぎて正面がわからなくなるときもある。正解を間違いと言われ、正義を偽善と笑われる、そんなこともあるかもしれない。
それでもここは、それぞれの色が輝き、それぞれの言葉がメロディをつけ、ポロンポロンと飛び立つ。
ただここにいる。それだけでいい、それ以外何もいらない。ここには、今日も言葉が踊ってる。
画廊と呼んだ人もいるし、大きな黒板に囲まれた広場の絵を描いた子もいたっけなぁ。
「ここから」戦いに出るための、戦いの疲れを癒すための、"home"として。
ことばで遊ぶための、ことばで踊るための、仲良く喋るための「部活」として。
自分の色を塗るための、絵を描くための「美術室」として。
みんなそれぞれの、たぶん部員の数だけ、いろんな使い方があるけれど、
「ただここにいる、それだけでいい」んだろうね。
此処に出会えたことに感謝だね。
心に大きなものを抱えていたとしても、大多数の人はそれを見せずに笑っています。
そしてここは、喜怒哀楽が文字として交差する場所だと私は思っています。
私はここで、沢山の人の旅立ちや思いを見るたび、ここにいていいのだろうか?と思う時があります。それでもここにいたいのは、シャアさんを含め、見えないけれど確かにいる誰かを求めているのかもしれません。
うまく言えないけれど、シャアさん、いつもありがとう。
紺色の夜空が渦をまいて
わたしをひとり、おいてゆくから
なんでなのって手を伸ばした
愛されたいの、ひとひらにつけても
また君をねだるより、かんたんな夢を見る
グットナイトサミット
君はてっぺんから
おやすみなさい、夜はきらい
もう何回だって思い出すから
いい加減眠ればってまぶたの下熱い
愛らしくあれと言い聞かせるたびに
わたしは心に色を塗るらしい
ミモレ丈のプリーツスカートの裾ばかり
ひらひらと気になって
さびしいよって嘘になる
どうしようもなく
泣きたくなった
どうしていいか分からなくて
立ち尽くしたまま
最後の 空っぽのまま大人になるな。がぐざっと刺さりました。
ありがとうございます。