第一章『空っぽの少女と悠久の図書館』
眠りからの覚醒。
目覚めた時、そこにあったのは枯れた泉だった。
これは、螺旋と再生の物語。
その時、少女は文字通り【空っぽ】であった。
記憶障害、涅槃寂聴。
超紐の様な物さえなかった。
そんな空っぽの少女に不意に声がかかった。
「やぁ、君は誰だい?」
目の前に立っていたのはハーヴの香りのする少女だった。
「............、私こそ知りたいよ。」
少女はそう言うのが精一杯だった。
↓あとがきも見て、どうぞ。
ファヴァー魔法図書館再始動ですね。
楽しみにしています。
語り手があるの、好きですよ。…個人的なことですが(笑)
はい、再始動しました。
どうぞどうぞ座っていってください。
そして、どうかごゆるりとしていって下さい。
中学生ですがよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ続編も楽しみに待っておりますゆえ(´・Д・)」
新規の方オッスオッス。
年齢など関係ありません、どうぞどうぞ座っていってゆるりゆるりとどうぞ。
語り手は情緒不安定ですがな。
少女は、とにかく酷い息苦しさを感じていた。
まるで睡眠薬を飲まされて深海に沈められた様な、
ゆっくりと、ゆっくりと、窒息し水圧を掛けられていく様な感覚。
そう、少女は沈んでいるのだ。
「私こそ......ねぇ。それは困った。
稀に良くある話だけど困った。うぅん.........私じゃ直せないなぁ。
............そうだ、ユリだ。あの子に頼もう。」
少女は面倒くさいと思った。
話が自分の外で勝手に進んでいるのを本能的に面倒くさいと思った。
ハーヴの香りのする少女は色々と纏まったのかくるりと半回転をしてこちらを見た。
「そうだった、自己紹介を忘れていたね。
私の名前は『知識』。そう、ただのノウレッジ。
突然だが君を連れ去らわして貰うよ。
私の管轄内に君のような子がいたら色々と面倒だからね。」
ほら、面倒くさい事になった。
そう少女は本能的に思った。
↓一応新高校生歓迎キャンペーンを行っている。
何も無いが寄っていって、どうぞ。
P.S.やあ、語り手ですよー。
高校受験もうすぐですね。
心配しなくても大丈夫、大体受ければ受かる。
ネット上には恐ろしい事が書いてあるかもしれない、
だけど大体受かる、大丈夫よ。
※責任はとらないがな!!
どれくらい連れ去られているだろうか。
ざっと一天文単位程度か、と少女は思った。
「ねぇ、知識、私はどこへ連れていかれるの?」
「『ミコト』少なくとも私達はそう呼んでいる処。」
そもそも此処はどこだろう。
少女には検討もつかない。
わかっている事は、ただ本棚がまるで一つのギャラクシーを形成するかの如く歪かつ幾何学的に無限の広がりを持っている、という事だけだった。
そもそも広さはどれくらいなのだろう。
少女は計算で求めてみようと思った。
計算するには何が必要か、それはデータである。
そのために知識に少しだけ待っていてと言って休んで貰った。
データは本である。
本を見るとすべて、
①タイトルはすべて8文字である
②1ページには450の文字がある
③その文字はアルファベットのどれかであり、26個のうちどれかが当て嵌る
④本はすべて2675ページで終わる
⑤一つの本棚に考えられるすべての本が入っている
⑥ほかの本棚も同様だが本の並びが違う
ここまでデータを集めたが少女は途端に面倒くさくなった。
すぐに知識と共にその場を去った。
P.S.やぁ、語り手かも知れない。
さて、ここでは計算でこのファヴァー魔法図書館の少なくとも本のある領域の広さを予想する事ができます。
計算式は、
(26^8×26^450×2675)^(26^8×26^450×2675)
ですかね(文系なんであっているかわかりません)。
計算するってレベルじゃねーぞ!!
って位の計算式ですね、ほんとに面倒くさい。
PCにも手を上げられました。
さて、これを計算する猛者は現れるかな。
(まぁ、もしこの計算を手でやるとするならば一生を捧げる事になりますが。)
知識はふと思い出した様に訊ねた。
「ねぇ、君は何をしようとしてたの?」
「この空間の広がりを計算しようとしてたの。」
そう答えると知識は少しうつむいてこう続けた。
「無駄だよ、此処は広がりなどないよ。
あるのはただありとあらゆる法則を崩壊させた本棚の羅列と時間だけだ。
そうじゃなきゃ私たちは光速を超えられない。」
こういう時、体感という物はアテにならない。
主観的に見た時は数天文単位進んでいようとも客観的に見ると数メートルしか進んでいなかったりする。
つい先程の本棚だって、予想されている全宇宙の原子の数よりも多い本を貯蔵していた。
体感をアテにするということは三次元空間で虚数を考えるくらいに愚かなことかもしれない。
「ねぇ知識、ミコトまであとどれくらいなの?」
「さぁ、でも早いうちに着くよ。その様子だと眠いんだね、私の背にお乗り、目を開けたら多分着いているよ。」
少女は、深く、深く哀しい眠りについた。
やぁ( *・ω・)語り手だ。
この顔文字は流行らせないから安心してくれ。
なんだか気が向いたから2話投稿したよ。
さて、そろそろリタイヤする子が出てくるかな。
まぁそんな事は無いか。
意味がわからない場合はすぐにとめていいからね。
わからない事は聞いてくれ。
これから挿絵を某イラストコミュニケーションサイトに投下するかも知れません、ていうかします。
そこでは闘いが起きていた、
とてもとても激しい闘い、
まるでこの世ごと崩れてしまいそうな、
そんな闘いが。
始めに、よく分からない名前の本の取り合いが始まった。
結局は一人の女の人が命と引き換えにその本を破棄したらしい。
とても物悲しい、そんな気がした。
↓お願いしますあとがき書きますから見て、どうぞ
P.S.やあ、早くもあとがきのネタが切れそうな語り手だよ。
ネタは分からないから仕込むのが楽しいのだけれども。
『〇〇して、どうぞ』なんて言い回し、一般人からしたらほんとに汚ったない所が元ネタですからね。
調べてはいけないよ(戒め)
さて、僕はこの様な言い回しを好む訳ですが、
何故こうなってしまったのだろう。
本当に分からないゾ〜。(これもうわかんねぇな)
刀を持った女とひょうと啼く男の闘い。
女は心を読み、男は時を少しずつ操り闘った。
その勝負は女の死で幕を閉じたが、
結局は男も息はてた様だ。
その後、そこにあった建物は崩壊した。
誰かが中にあった魔法でも暴走させたのだろう、
その建物は跡形も無く中身の本ごと消滅した。
↓すわわっ(高音)!笑えないよ!
本は、呪縛の為の文字列。
文字列は不可説不可説転を超える魔法を創り出し、
不可説不可説転の力を持つものを封じた。
その本が無くなるとどうなるか、
少し考えればわかる、不可説不可説転の力を持つものが解き放たれる。
それはとても美しいモノであった。
『シルフ』という名を冠していた。
弓に対する矢、
空間に対する時間である。
暗転。
すべては萃まる。
そう、ニルヴァーナに。
「......むにゃ...うんにゃ.........。
...........着いたの?..................知識?」
はるか遠くから流れてくる摩天楼の光は少女の透き通った肌に優しく吸い込まれて行く。
知識はその光を懐しそうに眺めながら少女の質問に応えた。
「ああ、そうだよ。
ここがミコト、『魔法都市ミコト』だよ。」
魔法都市の光は黄昏というのが一番似合う色をしている。
絶えず流れ、絶えず消滅している、
まるで淘汰されていく生命の様に。
暫く時間が流れた。
光の波が一周した辺りで知識は口を開いた。
「ねぇ、大事なことを言うよ。
ここから先は私は付いていけない、と言うか付いていってはいけないんだ。
君はこれから、この街にいる【ユリ・ロトウ】という魔法使いに会いにいかなければならない。
彼女は君の願いをきっと叶えてくれる。
さぁ、いってらっしゃい。心配しなくてもいいよ。」
少女にとってこの話は余りにも理不尽だが、不思議と少女はそう思わなかった。
大丈夫だと思った。
思っただけだが。
最寄り駅からの帰り道は一人寂しいのでテキトウに即興曲を使って歌っています。
曲の出来はさることながら歌詞が酷い笑
うん、歌詞が酷い。
実在しない言語を多用して多用して歌としてはもう雰囲気ぶち壊し続ける様な体たらくです。
なんでこんな物を作ってしまったのだろう。
切実に思います。
クリーム色のアパルトマン。
そこに魔女【ユリ・ロトウ】は住んでいる。
探すのにどれだけ掛かったのだろう。
軽く数光年は歩いた筈だ。
気がつけば周りを遥か彼方まで覆っていた本棚は影も形も見えない。
哀しく錆び付いた木のドアを少女は眺めていた。
すると鍵がかちゃりと音を立てた。
中から『どうぞ、早く入って。』と聴こえてくる。
これがユリ・ロトウの声なのだろうか。
声質からして女性、割と若い方だろうか。
しかし見た目など関係ないと少女はすぐ思考を遅くした。
そして少女は、黄昏色の光と風に身を包まれながら、そのドアの中へ吸いこまれるように入って行った。
第一章『空っぽの少女と悠久の図書館』完
次章『魔道書の魔女と摩天楼の灯り』
あとがきを有意義な物にしてみよう、そうだ、好きな曲でも徒然と書いてみよう↓
ユリさん!なんだかお久しぶりで嬉しいです。
続き、楽しみにしています。
【生糸の音楽鑑賞室 】
第一回『明日ハレの日、ケの昨日 』
はい、一回立ちましょう、横の部屋に行きましょう。
ようこそ、此処は僕の音楽室だよ。
此処には沢山の曲が詰め込まれている。
その中でもお気に入りの曲でも紹介していくよ。
第一回の今日は『明日ハレの日、ケの昨日』。
作曲はZUN、弾幕STG『東方風神録』の収録曲だね。
この曲は東方風神録のEXTRAstageの道中で流れる。
舞台は守矢神社の境内、隠された神の元へ行く道だ。
ハレと言うのは祭りや祝い事など特別な事、
ケと言うのは至って普通である事を指している。
つまり、今日は特別な日と普通の日の間の日、今日が終われば特別な日が始まる、という事だね。
さて、肝心の曲だ。
とても楽しげで明るい曲、その感じを一言で現すなら作曲者の言う通り『縁日』という言葉が一番しっくりくるように思う。
そういえば今年は諏訪の御柱祭(ステマ)
曲が1ループする頃に中ボス『八坂神奈子』が紅葉のエフェクトと共に厳かに現れる。
「あら、もしかしてこの先に進むつもり?」
「駄目よ。永遠に眠り続ける私の友人が居るんだから。」
神符「水眼の如き美しき源泉」
神符「杉で結ぶ古き縁」
神道「神が歩かれた御神渡り」
此処で早くもボルテージは最高潮に達する。
此処で最高に達してボスではどうなるかって?
さぁ?絶望するか限界突破するよ☆
うん、曲について全く書いていない......まぁいいや。
まぁこの曲がどれくらいいい曲かは伝わったと思う、きっと......。
第2回『サンレス水郷』
そうですねぇ.....と言いたいのですがごめんなさい。
恐らく、恐らくですが彼女は名前が同じなだけの別人です.........。
私自身把握できてないのは只の怠慢ですが。
一旦世界を壊しているので性格も変わってしまっています.........多分。
わ、そうなんですか(笑)
それはそれは、早とちりを致してしまいまして…すみません。
新しい世界のお話ですね、切り替えて再び楽しませていただきます。
P.S.やあ、語り手の私ですよ。
びっくりした人もいるでしょう。
何故か気がこっちの方に触れたので書き始めますよ。
それに伴って『きいろいし』の方は少しお休みします。
それでは、私の語る物語に刮目せよ。