あしざわ教頭へ
私はあしざわ教頭があまり好きではありませんでした。前任のよしだ教頭が大好きだったのに、あしざわ教頭に代わり、つまらない猫おじさんのことを教頭先生だと認めたくなかったのです。すみません。
でも2015年のある放送を聞いて教頭への気持ちが少しずつかわっていきました。
東日本大震災の授業があった次の日の放送の最初の黒板に教頭は「無関心」と書いていました。自分が震災のことに対して今まで無関心だったということに気づいてそれじゃダメなんだって自分の感じたことを伝えてくれていましたね。自分のありのままの思いを話すこと、しかも公共の電波を使って話すことはすごい勇気のいることだと思います。それでも教頭先生として私たち生徒にありのままの自分を見せてくれました。私はあの日の放送を忘れられません。
あの時から私の中であしざわ教頭は変わっていったような気がします。
心を裸にして真っ直ぐに生徒と向き合ってくれていて、すぐかむし、笑い方キモいし、つまんないし、猫おじさんだけど、間違いなく私の教頭先生はあしざわさんです。
今までまあまあ悪口言ってごめんね。笑
本当に今までありがとうございました。