部活動なんて
昨日、自分が長として部員を率いた文化祭が終わった。文化祭が終わったら部長はお役ご免になるという部の慣わしにしたがって、自分もお役ご免になった。
いままで半年間強、部員が来なくてもひとりでがんばってきた。誰も見ていないところで、陰でやってきた。だから、いままでおつかれさまでしたと言ってくれた後輩はいなかった。1人ぐらい、そう言ってくれる後輩がいてほしかった。この数年間、自分が何のために何をやってきたのか、分からない。私はみんなに歓迎されていなかったんだろうか。早くいなくなればいいのに、とひそかに思われていたんだろうか。
あいつなんてどうでもいい、と思われていたのなら、別にそれでもいい。それなら、お願いだから、私に何もかも押し付けないでほしかった。自分たちは何もしないで、我が物顔でふるまって。もういい加減にしてほしい。
昔は大好きだった部活動が、今は大嫌いになった。自分勝手な後輩のことも、いいように使われてきた自分自身のことも、大嫌いだ。