昨日は成人式でした。
今日中学校のLINEに上がった写真を眺めていたら、目が止まった写真がありました。
それは、3人の男子が1枚の写真を持って写っているもの。彼らが手にしているのは、わたしたちの中で唯一成人を迎えられなかった同級生の写真でした。わたしにとっては昔よく喧嘩をした相手。数年前、彼はとある事件(事故?)で帰らぬ人となりました。小6の時の担任がタイムカプセル(未来の自分宛に書いた手紙)を持ってきてくれましたが、もう彼の手紙の宛名に記された人物が受け取ることはないのだなと、ぼんやり思いました。
人は2度死ぬといいます。1度目は肉体的な死。2度目はその人の存在が他人の記憶の中から消えてしまう時。…彼はまだ、皆の記憶の中で生きているんでしょうね。
タイムカプセルを埋めた日には、想像もしていなかった未来。
皆の中にあの頃の面影を探しては、ちょっぴり切なくなった1日でした。