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熊本地震

自分は熊本に今住んでいます。
前震があった時自分は駅のホームで電車を待っていました。
いきなり強い揺れが起こり必死に駅の柱を掴んでいたのを地震から1ヶ月ちょっと経った今でも覚えています。
駅で居合わせた友達の車で家まで送っていってもらい、2階の自分の部屋を見ると本棚の本は全て飛びてており、勉強机も結構重いのですが少しずれていました。部屋の変わりようにびっくりしましたが、余震がいつくるか分からなかったので、すぐに外に出て車で夜を越すことにしました。
そして、2日後に本震が起こりました。
1回目の地震より大きく感じました。
前震では棚から飛び出さなかった食器類も本震でぽぼ割れてしまいました。
2回の震度7の地震により、熊本県民の心も次第に暗くなっていきました。
そんな時、自分が1番元気づけられたのは他県から来られる大勢のボランティアの方々でした。
炊き出しや物資の配給を一生懸命されている方々を見て、とても元気づけられたし自分より被害が大きい方々のために何か出来るんじゃないかとも思えるようになりました。
そこで、自分は瓦礫などが集まる所でボランティアをしました。
ボランティアをしていると、地震ゴミを捨てに来られる方々からありがとうと言われたり、中には飲み物を提供してくださる方々もいらっしゃいました。
言い方は悪いかも知れませんが、この熊本地震で自分は人との繋がりの大切さに改めて気づくことが出来ました。
人間はひとりでは無力です。しかし複数人になると、どんな困難にも立ち向かえるような力を得ることができます。

自分が通っている学校は再開しました。
そして、今週の日曜日に熊本地震復興大会として体育祭を開催します。ボランティアに来てくださった方々や熊本地震による募金活動に参加された方々への感謝や、今尚車の中や避難所で生活されている方々へ元気を与えられるように一生懸命やらせて頂くつもりです。
そして、微力ではありますが自分ができるボランティアをボランティアが必要な地域でこれからもやっていこうと思っています。

日常は当たり前ではありません。
日常は突然日常じゃなくなってしまいます。
だから、これから自分はいつ自然災害などの不測の事態に陥っても落ち着いて対処できるように、備えを万全にしていこうと思います。
長文失礼しました。

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