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美しい記憶

ってちょっと大げさなタイトルだけど(笑)

録画してたビリギャルを見て思ったことだけど、私の中で『高校三年生』、つまり『受験生』だった頃の記憶は、私の中でいつまでも美しい記憶として残り続ける。自分の中で最高の一年だった。ちなみに第一志望は落ちている。なのになぜ最高と言えるのか。それはきっと、周りの友達や先生、家族が大きく関係している。友達は私が苦しいときや悲しいとき、一緒に笑い飛ばしてくれた。先生は私の結果がなかなか伸びないとき、自身の体験談や先輩の体験談を話して背中を叩いてくれた。家族は私に余計なプレッシャーを与えないように全力でサポートしてくれた。私の環境は120点満点に調っていた。自分にとって一番都合がいい一年だった(笑)

それが終わったら、しわ寄せみたいに大変な目にばかりあった。

最近は毎日毎晩、上手くいかないと泣いている。

そして、こうして寒くなるとあの頃が恋しくて、また泣く。

美しい記憶だ。夢だったんじゃないだろうか。がむしゃらに書いたノートもため息つきながら解いた参考書も試験前にむさぼり食ったキットカットも。全てまだ私の机の引き出しにしまってある。

私の美しい記憶たちは、いつまでも私を時に強く時に脆くさせるんだろうなぁ。