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私の話

私は高校生の時、「学校行きたくないな」と思いながら毎日通っていました。
理由は第1志望校ではなかったうえ、1年生の時には教員による言葉の暴力を、2年生の時にはこれまた教員によるセクハラに匹敵するようないじりを受けていたからです。その時学校を休むことや転向することをかなり本気で考えていました。しかし、親には言えず、そのうち先生たちは移動していきました。
結局不登校にはなりませんでしたが、高3の冬休み明けに二日間だけ学校を欠席しました。その時は受験関係で病院に通院していて、途中から授業に出ることもできたのですが、なかば強引に休みました。たった二日間ですが、休息をとることができ、卒業まで通うことができたので休んでよかったと思っています。
その学校に通ったことで気づいたことや学んだことはたくさんあるのでその点については感謝してもいます。でも、もし定時制や通信制などに通っていたらもっと有意義に過ごせたかもしれない。中学生の時あるいは高校在学中にこの選択肢を提示できなかったことが心残りです。
この経験からSOLの生徒さんに伝えたいことは、無理をしないということ、そして選択肢は一つではないということです。今、複雑な思いを持ちながら学校に通っている人も、学校に行けていない人も、それぞれが「これでいい、これがいい」と思う選択肢を見つけられたらいいのかなと思います。
そして無理はしないでね。