一人じゃないんだ
中学校に入って、友達も出来ずに「一人だなぁ」って夏休み明けるまでずっと思っていました。休み時間も、お昼を食べる時も、プールや体育の着替えの時も、めったに話し掛けられなくて、一人で本を読んで、黙ってお昼を食べて、教室の隅っこで一人で着替えて...部活に行ってもあまり話し掛けられなかったんです。
でも、そんな時にもう一人の先輩と寸劇をやってた先輩が「やおいは、どうする?!」って話を振ってくれたんです。黙って見てた私は、凄い慌ててしまったけど「玉子焼きを食べます!」って言ってみたら、先輩が二人とも「「いいねぇ~!」」って言ってくれたんです。それから、色々気に掛けてくれて、3DSのIDもくれて、今では色々な悩みも聞いてもらっていていつも感謝してます。
あの時先輩が話を振ってくれた時が「一人じゃないなぁ」って始めて感じた時でした。