おやすみ、と囁いて 誰も聞いてなかったけど 真っ暗にした部屋で、
絶望も希望も全部 ひっくるめて 一体何度救われただろうか
悲しさ 哀しさ 愛しさ 愛という文字にカナしさがあるのは 愛という物にはある種の苦味があって 愛する存在に時折涙を流さずにはいられないからではないだろうか アイするが故にカナシくもありイトしくもある
繋がっていたいと思うのは傲慢でしょうか 月が綺麗で あの時触れた手が熱くて 日に照らされた横顔に憧れて あの日のままではいられなかった
夢にまで出てくるなんて 本当に罪な人 私の心だけ攫って持って行くなんて 私の心を独り占めにしたままなんて
雲無き空に吹き遊ぶ風よ、彼の背中を押せ。私の声が届かぬように。陽の光よ何処までも照らせ、彼の行く道を照らすように。私の涙が見えぬように。
あなたはそんな顔して笑うのね あたしにはそんな顔向けてくれなかったね
あなたは私の隣で私が幸せにしたかった
優しいのか 酷いのか 私の想いは 誠意は どう受け取っていたのか あなたがくれた言葉を信じて生きてもいいのか 優しくて温かいあなたの手が 遠く 時間も空間も遠く 思い出だけが熱く 私の手は冷えたまま 涙を流すこともなく とおく とおく とおく 拳を握ったまま 唇を噛み締めたまま 涙などこぼさないように固く目を閉じたまま 離れることなど できないままで 貴方のことを想ったままで 離れていく 愛しみを残したまま
がんばる理由はあなたの背中を追うため がんばる理由はあなたの隣にならぶため がんばっても上手くいかなかったり、嫌になったりするのだけれどやっぱりって、それでもって向かい続けたい自分がいるわけで。