表示件数
0

生きてこそ、

今回の地震で被災したみなさんは、
きっと今日も、とてつもなく不安な夜を過ごされていることと思います。

私は5年前、みなさんと同じくここの生徒でした。これまで経験したことのない震災が起きたとき、心の拠り所はここ、スクールオブロックでした。

現地のみなさんは、おそらく心を削って、過酷な状況下でいろいろなことに耐えていると思います。でも、何事も生きてこそ、生きてさえいればということばかりなのです。
そんな日々が辛くてどうしようもないときにはここのみんなにためらわずに、助けを求めてみてください。

昨日のスクールオブロックを聴いて、校長、教頭、そしてここの職員のみなさんと生徒たちの存在感というのは相変わらず、とてつもなく大きく、愛情が深い人たちばかりだと感じました。ここでならきっと、いろんな人たちがキミの気持ちを掬(すく)い上げようととしてくれるはずです。

今、被災地にいる生徒のみんなが1日の終わりにはせめて等身大の自分で、ここで少しでも笑ったり明るい気持ちになれるように、また明日、と心から挨拶できますように、遠い地から願っています。私も等身大の自分でできる限りの支援、恩返しをしたいと思います。