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変えよう。

この前同じこと書き込んだけど乗らなかったんでもう一回書きます。

この学校は未来の鍵を握る学校です。だから、普通の学校よりも未来を見つけやすい環境
がなくてはいけない。

今、世界には数え切れないほどLGBTQ(性的少数者の事。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの略。Qはクエスチョニングのことで、自分の生のあり方を模索している人間のこと。本当はこれ以外にも性的少数者には様々な種類があるが、現在はLGBTという言い方が定着している。)と言われる人間がいて、生徒の中にも多分少なからずいて、そういった生徒は、おそらく一生それを自分として受け止めた上で、社会で認められて、未来を生きていかなくてはならないし、誰にも傷つける権利はなく、誰にでも幸せに生きる権利がある。

世界的な規模で見れば、理解度が高くそういった人間への差別を法律で禁じた国もあり、そうされてしかるべきだと思う。でも日本では、未だ理解は進んでいるとは言いがたい。

学校、会社など、身の回りの社会で、オカマ、気持ち悪い、男らしくしなさい、女の子なんだから、男のくせに、女だてらに、オトコオンナ、オンナオトコ、などの、誹謗中傷罵詈雑言、多勢無勢が横行していて、毎日のように精神が危険にさらされ、少数者が傷つかない日はないと言っていいような社会だ。しかも自分に咎が全くない中、理不尽に、不条理に、攻撃を受け続ける、そんな地獄のような社会に身を置くのが、どれだけの苦しみか、大多数の人間にはまあまずわからないだろうが、しかし対応は必要だと思う。

前置きが長くなって申し訳ないが、結局言いたいのは、この学校でさえ意識が薄いということだ。今世界は、性別で人間を測る社会から徐々に変わりつつある。しかもそれは正しいことだ。何万、何十万という生徒を抱える中、未だにそのうちの少数者に目を配らず、ガールズロックスや女子専用掲示板なんかを続けている学校に、果たして未来はあるのか。この学校の生徒が、少なくともここでだけは、一人たりとも傷ついてはいけない、救いがなくちゃいけない。未来に絶望する中、未来をつかまなくっちゃいけない。また、この学校の生徒が誰かを無意識に傷つけてはいけない。だから、そういったことについて考える授業を、是非作ってはいただけないだろうか。