からっぽ
やっぱり、この大学にはわたしの居場所はない。
いじめられてるとか嫌われてるとかそういうんじゃなくて、
信頼する友達も一緒に昼ごはん食べてくれる友達もいる。それはほんとに幸せなことだと思う。
でも、誰からも頼られてないし何かすごいって言われるものも持ってないし、いてもいなくても一緒。みたいな。
なんか、みんなの中にいるのにひとりぼっちみたいな。
心が、からっぽ。
自分が声を出したら周りの人を傷つける。
だから、声を出すのをやめた。
ずっとひとりでいた。それが高校時代。
それが楽だった。誰にも迷惑かけないし、
傷つくのは自分だけだから。
でも変わろうって思ってはじめた大学生活。
友達はできた。先輩とも仲良くできてると思う。
だけど、やっぱりひとりのとこに逃げてしまった。
音楽聴いてイラスト描いて、SOL聴いて…
ひとりの時間の方がよっぽど楽しい。
もう極力人と関わりたくない。人はそう簡単に変われない。
だけど、このままだったら悔しいから、
将来絶対bigになってみんなを見返してやる。
これだけは、ずっと昔から思ってたこと。
ここに、吐き出せる場所があってよかった。