東日本大震災から6年
東日本大震災が起こった時はまだ小学校6年生で1週間後には卒業式があるという時に地震が起こりました。その時は授業をしていて、資料を作るために自分の他に3人の友達と一緒に隣の多目的教室にいました。その時突然、上下左右に揺れ始め廊下に出ようとしても立てずにその場でしゃがんで待つ事しかできませんでした。揺れがどんどん強くなってくにつれて、壁が崩れてきたりローラー付きのオルガンがどんどん迫ってきたり、ガラスが割れたりもう怖い、死ぬのかななど思ったりしました。揺れが少しおさまり教室に戻ったらみんなが机の下に隠れてて先生にすぐに校庭に出るように指示があり、火災報知器や警報機などがずっと鳴ってる中慌てずに校庭に避難しました。しかし校庭に避難しても決して安全ではありませんでした。校庭には地割れが起きていてどこにいても怖いと思いました。親が迎えにきて家に帰るとタンスやテレビ、食器棚などのほとんどが全部倒れていたり移動していたりしていました。
体育館に避難しても地震が続いたりしていていつまでこの生活が続くのだろうと思いました。全てのライフラインがが復旧したのが地震が起きてから確か2週間以上はかかったと思います。その時は当たり前のものが当たり前に使えなくのがこんなにも不便な事だと思いました。その時に唯一の楽しみは夜の星を見る事でした。私が住んでいるところは宮城県の中心部から少し離れていた所に住んでいました。普段も星が見えるのですが、地震が起きて周りの電気がない中、真っ暗の中で見た星がすごく綺麗でした。ほんと、当たり前のことが当たり前じゃなくなるっていう事がこんなにも辛い事なんだと改めて知る事ができました。
この事を忘れずにして行きたいと思います。
長くなってすみませんでした。