あの日から始まった小説みたいな物語
私には同級生に好きな人がいます。
その人は学校に入学して初めて出来た友達で、同性の人です。(以下Aさん)
好きだと気づいたのは、Aさんと私の共通の友人に今幸せ?と聞かれたことがきっかけでした。
その時私はAさんに勉強を教えていて、その問いの答えを考えたのですが、私はAさんと一緒にいるこの状況が幸せで、それだけで満たされているということに気づき、嬉しくなりました。
最初はまだ自分の気持ちがよく分からなかったので、友達として好きだと伝えたところ、泣かせてしまって…
でも、それは嬉しかったからだと言ってくれました。
その後私は恋愛感情として好きかもしれないということを伝えました。
それでも嫌がらずに友達でいてくれていますが、恋愛が分からないから答えは出せないと…
受験生になったら行けなくなるからいつもと違う場所に行こうと言って、一緒に水族館に行って、海に行って、付き合ったらこういう風になるのかなって、私はこの先そういう存在にはなれないのかもしれないけど、本当に楽しかった。Aさんの隣にずっといたいと思いました。
これ以上好きになったら後戻りが出来なくなるから、私はどうにか逃げ道を作ろうと男だったら毎日会いに行ってLINEだってして、押しまくって、私がいなかったら生きていけないって思わせて、それで、絶対幸せにするって言いたかったなって言いました。
そうしたら、Aさんは何て言ったと思います…?
毎日LINEしたいならすればいいじゃん、会いにくればいいじゃん、なんでダメなの?って言うんです(笑)
期待させるような、勘違いするような言葉を言う、天然なのか小悪魔なのか分からないAさんをどうにかして嫌いになれないものか、Aさんの代わりはいないのだろうかと散々悩み苦しみました。
Aさんに長文LINEも沢山送りました。
好きになって6年目、自覚して2年目。
失恋もできず、片想いのまま続きそうですが、この恋が叶わなくても、Aさんがいずれ誰かを好きになろうと、Aさんを好きでいようと決めました。
これからもずっとあなたが大好きです。