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10代で夢見ていた今とは違う今

今年の秋で22歳になる者です。
私が憧れていた大人は、なんでも出来て、柔軟に物事を見れて判断できて知識が豊富で、優しくて常に気配りができて周りから好かれる頼れる、そして夢を叶えた大人でした。
高校生の時まで演技や歌をして、いつかは舞台になりたいと思っていましたが、親の「自分の1番好きなことを仕事にすると失敗したら立ち直れなくなるよ」という言葉を信じ、本当は続けたかった演技も歌も辞め、それ以外で自分の強みを見つけようと、少しだけ興味があった業種で専門学校を経て働いています。
社会人1年目、自分の個性で首を絞められ、絞め、生きたまま死ぬんじゃないかと思う日々を重ねてきました。
学生の時には気がつけなかった自分と世間の常識のズレや、見る視点の違いを周りや親から突きつけられることが多くなりました。言いたいことを飲み込むことも多くなりました。飲み込んでお腹の中で消化させることだけは上手くなりました。
1年経って、知識が増えたかと言われればそうじゃない。頑張ってきたかと言われればそうじゃない。ミスをしない日は今もない。毎日ミスして迷惑を周りにたくさん迷惑をかけているこんな奴苦しむ権利なんてない。仕事の事が離れず、絶対に来ないと思っていた眠れない夜も、ご飯を食べる気力が出ない日も段々と増えてきました。
憧れていた夢はずっと遠くにいってしまって、いつかもう一度しようと思いながら今日まで年月が経ってしまいました。始めようとしていますが、この夢は自分が実現できるのか、向いているのか。そればかり考えてしまいうまく進めません。
この数年で夢を信じることも、無条件で自分を肯定することが出来なくなってしまいました。「好きな色は?」「好きな食べ物は?」と聞かれても答えることができません。
なりたい大人になれなかったことが悔しく、周りの"求める大人、人材"になろうと自分を押し殺すこと、色々な面に気を遣うことに疲れてしまいました。
10代の私へ、本当にこんな大人になってしまってごめんね。泣きながらまた明日も、明日以降も生きる意味も価値もないと思いながらしにたい今を生きていくんだと思います。
今月の今日の生放送に全然関係なくて本当にすみません。吐き出す場所がここしかなかったです。長文すみませんでした。